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一途であることを、もう一度美しいことの一番にしようと思った、こと

俯瞰力も、バランス感覚も、努力も、継続も、経験値も、
決断力も、責任感も
大事だけれど、

「一途」であること、は正しくて、美しいなと
改めて思ったのでした。

いままでに一度だけ、「一途だ」と言われたことがありました。
「哀愁」や「憂い」や「切なさ」は、
人間界の中で上位だと思っていましたが、
『一途』に興味を持ったことは、ありませんでした。

ところが最近、あることを突き詰めていくと、
『一途』がありました。

私の好きな“自分で決めて、自分でやる”
とは、そうか!
一途なのだ、と思ったのです。

誰にも賛同されなくとも、
ある物事、人物(または異性)が、
頭から、意識から離れない。

己のその状態を認めて、
他人のそれも、認めて。

ある「結果目的」のために時間と集中力を使うのは、
もったいない。

人生でどうしても成し遂げたい
たった一つの事。
優先順位の一番、だけ。

それだけのために生きる
『一途』。

それが実行できてこそ、
自分の人生を生きたことになるのではないか、
と思ったりするのです。

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鈴木 郁子(Ikuko Suzuki)
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