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自分の人生を完璧に演出して“芸術品”にした女

※この記事は195modèle公式サイト上で連載されていたコラムを再掲載したものです。


今回の東京で、 刺激的な講義を受講しました。

ベルエポックのパリ社交界で 「もっとも美しい貴婦人」グレフュール伯爵夫人を、フランス文学研究者の芳野まい先生の考察で読み解く、 というもの。

「装う」ことが、アイデンティティーそのものだったと。

毎日の服を選ぶこと、 選ぶことに意味を持たせること、 その意味をさらに演出して 社会貢献の力にしていくこと。

着飾る、というと 他人は色々な目で見てしまうと思うのですが、それが「誰なのか」によって 意味合いは、大きく変わっていって。

ようは、着る人物の問題なのですけれど、 それでも「ファッション」は、 多大な力があるのです。

そして、いろいろな先生の解釈を学ぶのは、 本当に刺激になります。

今回の先生のこの言葉は、 ずっと忘れないと思うのです。

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