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自分にしか着れない服を着よう

 マンツーマンで、ソーイングレッスンをしていると

対話の中で
思いもよらない新しい発想がかえってくる事がある。

スカートを作るとして、
経験の長い方だと、
いつもの方法を選ぶところも

こういう方法と
こんな方法と
逆にこんな縫い方もあるけれど?

と確認していくと
その会話の中に
その方独自の服への気持ちを感じたり

だから、
いつも教わるのは私の方で

経験が頭を固くさせるのではなく
経験の積み重ねで柔軟に、

どんどん柔軟になりたいと思う。

そうして仕上がっていく服
その着方もそれぞれで。

どんな服が着たいのか
どんな気分になりたいのか

今日出会う方に
どんな風を送りたいのか

毎日毎日
自分にしか着れない服に包まれるまで

心から自由な選択の延長の
自分が着たい服

自分にしか着れない服
それを目指して。

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鈴木 郁子(Ikuko Suzuki)
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