プロフェッショナルへの道は、DNAではなく10000時間という時間
以前にもどこかのテレビ番組で「何かを習得するには10000時間。それは1日3時間として毎日繰り返し10年間、という時間だ」というのを聞いたことがある。その時は、ふ~ん、と3時間なんていう少しをたったの10年で、できるわけがない、と聞き流していたのだが(といっても、こうして印象に残ってはいる)。
ここにきてまたまた、福岡伸一先生の著書から、全く同じ(なにか元があるのか?)文章が。そこで私がこんどこそ着目したのは、時間の量ではなく、「遺伝子は才能を伝えない」ということ。つまり、『環境が才能をつくる』ということだ。
遺伝子は才能を伝えない、とはいっても親と同じ才能を発揮する子供や子孫が多くいるという話しは、よくきく事。それは、持って生まれたDNAとしての才能ではなくて(だから、DNAには才能、つまりどう生かすのかということは、書かれていないらしい)、環境がそれを育てた、ということが明確になってくる。
と思うと、持って生まれた才能は変えられなくても、“環境”は変えられる、って思うよね。
さてさて、明日の、来年の、“環境”どうしたいのか己に問う年末年始にしたいと思います。
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