レッスンの記録#2「生地との出会いは突然に、そして必然」
195レッスンを始めて1年弱。バッグ、スカート、ワンピース、パンツ、コートと好きな服の具現化を楽しまれているKさん。
195レッスンをはじめる前から布屋さん巡りをしていて、布愛溢れる良いお店もご存知で。カタチになっていない布が少なくない数お持ちのご様子。
大物のコートが終わった後に、次は最近購入した格子ウールの生地でジャケットを作ろうとある日のレッスンを終えた。
ところが次のレッスンまでに連絡があり、仕上げたコートを嬉しく着ていると、次のジャケットと着る機会がかぶる気がして、違うものが作りたい、と。
次は裁断から入れるように準備をしていたのだが。そこで送られてきた画像、以前購入したけれど、もさっとしていると感じてちょっと忘れていた生地(らしい)。
前回のコートとは全く違うイメージで、「パンクっぽくしたい」と言っていたので、私はそのつもりでいたのだが、「違うイメージに挑戦したい」に行きついて、正直に、すまなそうに、連絡してきたKさん。
もちろんちょっと驚いたのだが、考えてみるとそうやって本当に作りたいものを作り続ける事の出来る関係。これこそ、マンツーマンレッスンなのだ、と思ったのでした。
そして、新たに持ち込まれた生地の素敵なこと。確かにシャープとは反対の、パンクイメージとは反対のスタイルを作るには高度なちょっとノスタルジックなイメージの。
さあ、この生地とKさんのイメージを共に活かすには、どんなデザインなのか。。。今日はそんなレッスンでした。
Kさん作のコート↓
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