新型コロナウイルスによる徒歩通勤のあれこれ
今週は6日(月)、7日(火)は出社、緊急事態宣言が出てからは8日(水)、9日(木)と自宅でテレワーク、昨日もテレワーク でもよかったのだが、郵便物などが気になり、出社した。
出社の際は新型コロナウイルスの感染するリスクを避けるために、いつもの地下鉄通勤ではなく、自宅から会社まで歩いて出社。片道およそ80分、約9,000歩のテクテク通勤だ。当然、往復だとその倍になる。
会社まで歩いて通勤しているというと、多くの人が「えっ」という顔をする。でも、もともと歩くのはそれほど苦にはならない。今回の騒動の前から、通勤時と帰宅時に二駅は歩いていたしね。
徒歩通勤は、健康にはいいし、混んだ電車のストレスもない。何よりも風景を見ながらがいい。これが電車や車や自転車だと、ピューと通り過ぎてしまうからね。上の画像は途中の公園の桜、毎年この時期の楽しみの一つだ。
今年は桜をゆっくりと見る余裕がなかったような気がしていたが、徒歩通勤で普段は見ることがない場所の桜を楽しめた。こんなところに桜があったんだという発見が楽しい。川沿いの桜は見事しか言いようがないね。
通勤コースにもよるが、「東京は水の街なんだなあ」とあらためて思う。途中で隅田川にかかる佃大橋を渡るのが、ここから見る風景はまた格別だ。夜になると、その表情ががらりと変わるのもおもしろい。
時には、こんなものにも出会う。「説教所」ってなんだろう。どうやら浄土真宗のお寺の建物で月に一度僧侶の説法があるらしい。「築地外国人居留地跡」という案内にも出会った。知らなかった歴史と出会うのも一興だ。
そんなこんなで、しばらく徒歩通勤を続けてみようと思う。そういえば、帰る途中で「BookOff」が開いていたので立ち寄ると、探していた本が何と二冊で220円、何だか徒歩通勤のご褒美のような気がした。うれしいね。