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諸刃の剣
コンピュータの検索機能やAI(チャットGPT・GEMINI・Copilotなど)は実に便利で有益な情報を教えてくれます。
「SNS」もいいですが、イーロン・マスクの「X」は気に入りません。日本だけが彼への批判を忘れて夢中になっている。「X」のようなSNSに踊らされた都知事選の石丸候補や兵庫県知事選選を見ていると日本の将来に危険を感じてしまいます。また、日本の政治家はオーストラリアのように16歳未満にSNSを禁じる法律を作ることはしないでしょう。これは政治家の問題ではなく国民のSNSに対する意識の問題でしょう。
企業献金を禁止しようとしない政府やそれに寄り添う公明党や国民民主党を支持する労働者も「どうかしている」と思います。しかし、老い先短い老人がいくら言っても詮無い事です。ですが、もう少しお付き合いをお願いします。
ネット利用 その1
テレビを見ていてコメンテーターの言った言葉が気になったのでチャットGPTに聞いてみました。
「自民党は企業がお金を出し合って作った党というのは本当ですか?」
(チャットGPTの答)
はい、基本的には事実です。自由民主党(自民党)は、1955年に自由党と日本民主党が合併して結成されました。当時の背景として、保守勢力の分裂を防ぎ、社会党を中心とする左派勢力に対抗するため、財界や企業の強い支援を受けて統一された保守政党が求められていました。
以下、自民党と企業の関係は省略
ネット利用 その2
Facebookでいつも有益な情報を伝えてくれる大学の先生の投稿に「アドベント」なる言葉が気になって調べました。
「アドベント」(advent)
イエス・キリストの誕生を待ち望む期間を意味します。アドベントの期間は、現在は12月1日から24日間が一般的です。これはネットで調べました。
「アドベンチャー」「イベント」の語源も「アドベント」です。これもその先生と先生の友達とのやり取りの中から教えてもらいました。
報道記事の中で聞き慣れない言葉が出てくると直ぐにネットで調べます。調べなくても頭脳の中に記憶しているのがいいのですが、凡人にはそこまでの記憶力がありません。だから、ネット上のSNSは有益なのです。
ネットの利用 その3
日曜日の夜、妻がスマホ片手に勢いよく書斎に駆け込んできた。スマホの画面で2歳の孫が何度も叫んでいる。
「誕生日のプレゼント、ありがとう。」
隣で小学1年生のお兄ちゃんが叫ぶ。
「僕の誕生日プレゼントだよ。」
どうやらお兄ちゃんと一緒に風呂に入って、プレゼントのおもちゃで遊んで楽しかったらしい。2歳にはお兄ちゃんのものと自分のものとの区別がつかない。とにかく、離れて暮らす孫の顔と声が聞こえ、息子家族の様子が手に取るように分かる。こんな嬉しいことはない。昔、電話で声が繋がった時の驚きと喜びを思い出します。最近はスマホで簡単に繋がってしまって有り難さを感じません。電話もビデオ電話も驚くべき進歩なのに当たり前にしか思っていません。
SNSで踊らされる人間を見ると悲しくなります。インターネットは諸刃の剣です。