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戒厳令

 直面する戦争や災害がないのに、突然の戒厳令にびっくりしました。
「そもそも戒厳令とは何か?」

wkipediaからの引用
戒厳(かいげん)とは、戦時や自然災害、暴動等の緊急事態において兵力をもって国内外の一地域あるいは全国を警備する場合に、憲法・法律の一部の効力を停止し、行政権・司法権の一部ないし全部を軍隊の指揮下に移行することをいう。軍事法規のひとつであり、戒厳について規定した法令を戒厳令(英語: martial law)という。
 要するに司法・行政・立法の三権を軍隊の指揮下に置くことらしい。旧憲法では天皇が発令するものだとありました。
「日本はどうなってる?」
戦前の反省から現在の日本は平和憲法をもち、軍隊がもたないことになっているので戒厳令がない。

チャットGPTより(戒厳令の代替手段の整備)
戒厳令が廃止された一方で、現代の非常事態には以下のような制度が整備されています。

  • 災害対策基本法: 自然災害時に内閣や地方自治体が権限を拡大して対応。

  • 自衛隊法: 大規模な災害や治安出動の際に自衛隊が動員される。

  • 緊急事態条項の議論: 戒厳令ではなく、憲法改正論議の中で「緊急事態条項」を設ける案が検討されていますが、憲法第9条や人権保障との兼ね合いで慎重な議論が続いています。

 韓国の場合、大統領が戒厳令を発令できる立場にあり、軍隊が立法・司法と報道機関を押さえれば独裁政治が確立する。大規模なデモは起きたけれども民衆の反対で失敗したと見るよりは、軍隊が大統領の指示に従わなかったから失敗に終わったとみるべきだと思う。
 人間社会は武力(戦争など)に訴えて失敗を繰り返してきたはずなのに、どこまでいっても武力に頼ろうとする。軍隊は外国勢力の侵入を防ぐ力であると同時に独裁政治の手段でもあることを、韓国の戒厳令失敗は教えてくれました。
 韓国大統領が超右寄りのSNS(YouTuber)のデマに踊らされたとの報道があるけれども、日本人も新聞やテレビの正確な報道を見ずにSNSに踊らされる人が増えている現状がある。韓国の戒厳令を他国のことだと安心はできない。

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