架空の名前で個別に学習プリント
(この作文は自作YouTube動画の字幕です YouTube→ 学習プリント)
印刷して同じプリントを配布するのではなく、個別に学習プリントを作ります。
たとえば、ローマ字で名前を書く場合に生徒名をプリントして配布します。
WORDの差し込み印刷を使います。
個人情報に配慮して架空の名前を作ることにします。ネット上にある数の多い苗字と人気の名前を組み合わせてみました。
ペーストしたデータの余分な部分を外して名前だけを抜き出します。
今回の場合、FIND関数で( の位置を求め、文字列関数のMIDとLENを使いました。
関数を組み合わせて問題を解決する過程は実に楽しいですね。
名前に読み仮名がついていたので漢字と読み仮名が一度に手に入りました。
名前は9名でしたので苗字も9名分を検索してコピペします。
苗字データには余分なものがついていないので読み仮名を出力します。
ネットで調べるとPHONETIC関数で出来るとあったけれど、実行しても読み仮名が出てきません。
9名程度なら打ち込めばすみますが、数が多ければ困ります。 いろいろ調べて解決しました。
元データの苗字を選択します。VBのイミディエイト・ウインドウを開きます。
「selection.SetPhonetic」と打ち込みます。
エクセルシートに戻ると、読み仮名が表示されています。
この中から苗字と名前と読み仮名だけを取り出したいのですが、シートには数式が入っているので、シートの全てをコピーして、値だけをペーストして数式を消します。
余分な列を削除して順序を入れ替えます。
次はローマ字を求めます。
これはネット上にあった「ひらがな」を「ヘボン式ローマ字」に変換するサービスを使いました。
左側にひらがなを入力すると右側にローマ字を出力してくれます。
これをコピーしてエクセルに貼り付けます。
今度は苗字と名前の最初の文字を取り出し、UPPER関数を使って大文字に変換し、それを結合します。
番号と項目を加えて保存します。
このファイルが差し込み印刷のデータになります。
WORDでは、まず差し込み部分以外を作ります。
宛先の選択で先ほど作ったエクセルデータを指定します。
差し込みフィールドを挿入します。
文字の大きさやフォントを変えます。
これは先生から頼まれたICT支援員としての仕事です。
とても楽しい仕事でしたね。
こんな仕事がどんどん来れば、ボケ防止になります。