工業デザイナーの創造性の伝える役割とは。次世代のヒュマンエレクトロニクス開発の行為とは。
はじめに
遠い昔の開発事例です。2004年に弊社から問題提起したコンセプトです。
これは、工業デザイナーの創造性が、次世代のヒュマンエレクトロニクス開発における視点創造の重要性を開発者に伝える役割を担っているというものです。ヒュマンエレクトロニクス開発とは、人間の身体や感覚を拡張するようなテクノロジーの開発です。
視点創造とは、人間のニーズや感性に応える新しい電子機器のコンセプトや形態を提案することです。工業デザイナーの創造性は、ヒュマンエレクトロニクス開発における革新的なアイデアやソリューションの源泉となり得ると考察します。
目的は、
ヒュマンエレクトロニクス『検知目的とセンサーの種類の開発』でした。
題材は、高齢者の家庭状況に関する統計データでした。それによると、65歳以上の高齢者の家庭状況は、高齢者夫婦だけの世帯が全体の3分の1(33.0%)、2世代同居世帯が24.9%、3世代以上同居が23.4%となっていました。
高齢者の新しい文化を創出する支援ロボットの開発を行いました。
1983年、日本体育学会に「ピンピンコロリ(PPK)運動」が提唱されました。
この言葉をお聞きなったことありますでしょうか。
ピンピンコロリを目指し新しい行動研究とヒュマンエレクトロニクスへの考察の必要性が要望されました。
ピンピンコロリ支援支援とロボット開発
ここでは、
運動感情機能・知能・記憶機能促進などの元気支援ロボットを基本に
新しい行動やシーンを設定し考察しました。
1.インタラクションでやる気
2.達成感、満足感で感動
3.心の張りとプライドなど
知的好奇心を創るシナリオを紹介し、その裏にあるエレクトロニクスを考察した一部を事例紹介します。
などなど、コント的に情景イメージを提起し開発要素を引き出す。
この役割は、工業デザイナーの創造性が、次世代のヒュマンエレクトロニクス開発における視点創造の重要性を開発者に伝える役割を担う行為です。
要素センサー技術開発
さて、当時2004年では次代のインターネット技術としてどのようなものが必要な技術で どのような要素センサーだったでしょうか。
インターネット技術ロードマップとしてユーザ系技術・コンテンツ系技術・アプリケーション系技術、ソフトインフラ系技術など分類しました。具体的開発技術として本人認証、安全な個人情報、ユニバーサルアクセス技術、音声認識、情報弱者向けインターフェースなどが必要であるとしコンテンツ提案し進めました。
私がイメージした現在2023年は家庭に先に述べた。ユーザ系技術・コンテンツ系技術・アプリケーション系技術、ソフトインフラ系技術などがもっと活用していると考えていたが、失われた経済30年はマイナンバーをはじめ、現在の生活インフラの遅れを作り出しているようだ。
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