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10年ぶりの再会!自宅の庭で見つけた美しい玉虫

ある初夏の早朝、自宅の庭を散策していると10年ぶりに玉虫と再会しました。その美しい光沢に心を奪われ、まるで宝石を見つけたかのような感動を覚えました。

その日、私はいつものように庭の木々に挨拶をしているとき、ふと足元を見ると、緑色に輝く小さな昆虫が目に入りました。近づいてみると、それはまさに玉虫でした。10年ぶりに見るその美しさに、思わず息を呑みました。玉虫は光の加減で色が変わり、まるで虹のように輝いていました。

この玉虫との再会は、自然の美しさとその奇跡を再認識させてくれました。日常の中にも、こんなに素晴らしい瞬間が隠れているのだと感じました。


玉虫の簡単な紹介

ノシリスとヤマトタマムシ

タマムシは、その鮮やかな光沢で知られる昆虫です。特にヤマトタマムシは、緑色の美しい光沢があり、角度によって色が変化します。ここでは、タマムシの生態について簡潔に紹介します。

ヤマトタマムシは、緑色の美しい光沢があり、角度によって色が変化します。

タマムシの最も顕著な特徴は、宝石のように輝くその光沢です。その光沢は主に緑色で、2本の赤い縦線が特徴的です。非常に警戒心が強く、人が近付くと素早く逃げる傾向があります。

環境

タマムシは日本全国に分布し、特にケヤキやエノキが生える平地や低山地でよく見られます。日中の暑い時間帯に活動し、夜は木の陰で休む習性があります。

タマムシは6月から9月までの期間に活動し、7月の後半に最も活発になることが知られています。9月には交尾を行い、メスはエノキ、ケヤキ、サクラの枯れた枝に卵を産みます。孵化した幼虫は木の幹を食べながら成長し、2~3年で成虫に達します。成虫の寿命はおよそ2ヶ月とされています。

捕獲と飼育

タマムシは警戒心が強く、捕まえるのに最適な時間は夕方です。飼育する場合は、昆虫用ケージを使用し、エノキやサクラの葉を餌として提供します。ストレスに非常に敏感なため、不必要に触れないよう注意しましょう。

タマムシはその鮮やかな外観で知られ、長い歴史を通じて文化的な価値を持っています。例えば、奈良の法隆寺には「玉虫厨子」という仏教工芸品があり、その装飾にタマムシの羽が使用されています。

玉虫の腹部
10年前に捕まえたタマムシの羽

皆さんも最近、自然の中で素敵な発見をしましたか?ぜひ教えてください!



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