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N参抗争(北・大田区戦)を振り返る

二月の初っ端からNHK党参政党の現場でのバトルが発生した。
しかも午後八時から二十一時の間、またそれ以降という夜戦状態だ。
NHK党、というよりは黒川敦彦が中心となって率いている「討伐隊」が、参政党の開催する屋内集会(タウンミーティングとか)に突撃するという内容だった。
いちいちNHK党と書くのは面倒なので「討伐隊」と書くことにする。

一日目(第一戦@北区)

結論から書けば、見どころはなかった。残念ながら。
初日の会場は北区北とぴあという場所だ。その14階で参政党は屋内集会を開いていた。
討伐隊は参政党事務局長の神谷宗幣の出待ちをしていたのだが、黒川が来ないということもあり、討伐隊側の人数は少なかく、ほとんど雑談していた感じだった。
少し拍子抜けした。この日のために討伐隊はLINEオープンチャットにて北とぴあの見取り図を共有し、「出口はどこだ」「駐車場への道は?」などと対策を練っていたので、多少緊張感が足りないように思えた。
会場の入場口まで行っていた藤倉・村田両氏らと合流し討伐隊の様子を眺めていたら、二十一時に近づいていた。
その時、二手に別れようと(誰が言ったのかわすれたが)提案があったので私と村田氏は14階まで上がってみた。
会場入り口近くをみていると、ノーマスクがワンサカといるわ、いるわ。
会場の利用規約はマスクの着用をはっきり明示している。参政党はこの利用規約が見えていなかった様で、殆どのスタッフや支持者はマスクの着用を行っていなかった。マスクをつけている人はいるけど、ほんの一握りだった。
ふと、トイレに行きたくなった。入り口前を通る他なかったので前進し出すと、だいぶ目が死んだおっさんが私を威圧するかの様についてきた。正直に書けば、少しムカついた。
髙田「トイレに行きたいだけですよ。」
参政党員「・・・・・・どうぞ。」
なにが「どうぞ」だうるせえんだバーカ親切な誘導をしてもらい、小さい方の用を済ませて戻ってきた。どうやら用を足している最中に村田氏が黒川について参政党員に聞いていたが、「ツンツンされた(村田氏)」らしい。ほんと容赦しないな参政党。

外に戻ってきたら、ちょうど討伐隊も戻ってきた。
聞けば討伐隊は神谷の乗ってるらしい車を見つけたが、結局誤爆だったという。誤爆された方は恐怖だったのでは・・・・・・?
ちなみに、ある討伐隊の男性が拡声器を持ってきたのに結局使わなかった。
不完全燃焼だったので、黒川の来る翌日の大田区戦に期待することにした。

二日目(第二戦@大田区)

自宅から大田区民プラザまでくるのにおよそ四十〜五十分くらいかかった。おまけに、京浜東北線を乗り間違えてしまったので合計すると一時間はかかったのではないだろうか。
今度は十八時くらいから、会場入りを狙って黒川らが来るらしかったので少し早めに十七時くらいに待ってみたが早すぎた。寒い。とにかく寒い。

少しあとに黒川が来た。私のことも覚えていた様で、「日章新聞さん?」と声がけされた。
髙田「今日は何人くらい来そうですか。」
黒川「二十から三十人くるんじゃないんですか」
(ちなみに昨日は六人くらいだった。)
続々と人が集まり始める。昨日の人数は余裕で超えたのではないだろうか。やはり黒川がいれば人は集まるのであろう。

会場に一般支持者がどんどん入っていく様子を見ながら、黒川は街宣をはじめた。するとスタッフらがプラザから出てきて、警戒した様子で黒川らを見ている。
街宣を終わらせ、裏口の駐車場出入り口に構えた黒川らをしばらく眺めていたが、あまりにも進展がなかったので、現場を一度離れてマックで飯を食った。
少しして戻ってくると、今度は黒川がプラザ内に立ち入り始めた。
慌てた様子でスタッフが黒川に駆け寄り、なにか問答しながら小ホール方面へ向かって行った。
黒川について行ったが、小ホール入り口でやっぱり参政党員と睨み合っていた。ついでに書いておくが、プラザも利用規約でマスク着用が求められていたが、黒川も参政党のほとんどもマスクをつけていなかった。
髙田「純粋な疑問だけど、会場内の利用規約でマスクの着用が求められてますよね。違反してません?」
黒川「あぁ〜、それだと僕違反してますね、すいません・・・・・・」
Miyuu氏「利用規約は守った方がいいですよ」
髙田「黒川さんも参政党さんも・・・・・・」
私が余計な一言を入れたら、黒川が「確かにマスクはつけた方がいいですね」と言いながらマスクをつけ始めた。持ってたのかい。
参政党側も数名が徐にマスクをつけ始めた。お前らは最初からつけてろや!
黒川が一旦外に上がったので、撮影者チームも上がって行った。
少ししたら黒川が再びプラザ内に入って行ったので、今度はMiyuu氏に内部の撮影を任せて裏口に行った。
裏口では参政党員らが車の円滑な移動のために構え、討伐隊数名と睨み合っていた。
黒川もそのうち来て、参政党員に詰めて行ったが、最初調子に乗りすぎて「うるせえんだよ」と目の前の住民に怒鳴られた。
今度は声を小さくして参政党員に詰め寄ったが、そのうち髭のはやした大男(参政党。後述)が介入した。自ら映り込みに行ってる様な物なのに「私の映像は出さないで」と言ってくるのだからとんだ笑い話だ。

参政党の車が出てきた瞬間、周辺は一気に大荒れとなった。
やはり黒川がいれば期待は裏切らない。案の定ラグビー状態と化した。
しかし、最初に出てきたアルファードから神谷の姿は見えなかった。現場にきていた寿司太郎氏は「楽器ケースか?おい」などと叫び「しばき隊に遠慮して保守を名乗るな!」と叫びまくっていた。おいおい、あまり関係ないのでは?
車が表に出るまで、参政党員と討伐隊の間では押し合いも起こり、路上に出る討伐隊もいるわ、「NHK党」の黄色ジャンパーを着た男性なんかは全力で走ってアルファードを追いかけていくわで大騒ぎとなった。
駐車場近くでしばらく待っていると、黄色ジャンパーの男が参政党員に詰め寄っていたが、これは「日章新聞」にYouTube動画を残しているのでご覧いただきたい。

ちょっとした有名人?「M支部長」

この男について書いておきたい。
参政党のイベントに黒川が突入する際、このMが離れる様に詰めかけてくるのを新橋街宣、大田区騒動の際に見た。
じつは参政党の埼玉支部長だという。ちょっと偉い人かも。
「私の映像は出さないでくれ」と言ってくるが、自分から映り込みに来てる様にしか見えない。

振り返り・雑感

一日から二日と連続して寒気を堪えながら見てきたが、黒川の在不在でここまで変わるのだ。やはりそれなりにカリスマ性はあるのだろうが、数で有利な参政党には勝てないだろうとしか言いようがなかった。
正直、神谷も黒川も反コロナなどという陰謀論を唱える人物としか私は見えない(髙田の個人的意見)ので、どちらの肩を持つことをしようとも思わないが、黒川の方が動きが活発なので、今後も黒川を観察することが多くなるだろうな、とは思う。
自戒も含めて書いておく。N参抗争に於いて正しい者は、いない(多分?)

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