おさらば点鼻薬
エネルギーは無くなるまで無限に拡散するというのがこの宇宙の大原則であり、原子サイズから宇宙空間まであまねく存在は拡散します。熱、振動、光、様々な存在は尽きるまでどこかへ行こうとします。
レーザーもそんな宇宙の原則を忠実に実行する優れた技術の一つで工業から医療まで幅広く利用されています。今回は工業ではなく医療で扱われるレーザー治療を近所のクリニックで受けてきました。
もともと私は小学6年ごろから鼻炎をもっていて人生の半分以上を点鼻薬のお世話になってきましたが、そろそろ終わりにしたくなりまして思い切って手術を受けました。12月に施術が決定して実際に受けるのは1月となり、レーザーを当てるだけなのでかなり簡単に考えていましたが受けてみると麻酔を打ったり手術室に通されたりと思いの外おおごとになって驚きました。
麻酔は注射ではなくキシロカインという塗るタイプのもので、昨年に親知らずを抜いた時も聞いたような気がしました。鼻の中に綿を入れて(溶けて数日で無くなる綿)麻酔が効くまで約30分待ってからの施術でした。映画やドラマでしか見たことのない手術室に通されてスタッフミーティングを聞いてからレーザーを当ててもらいました、4ワットのレーザーで鼻腔内の粘膜を左右、両方ともに出っ張ってただれた箇所を念入りに15分ほどかけて焼いてもらいました。
通された手術室に驚いたのを除いて、順調にすすみましてお昼前にはクリニックを後にしました。これで毎月2000円の点鼻薬とお別れができそうです、浮いたお金で旅行でも行きたいとこですね。しかし遠出はブカンウィルスでしばらくは我慢です。
医療崩壊と言われて世間さまが騒いでいますが、本当はウィルス起因の感染症の崩壊で医療全体はまだ崩壊はしていないのではないかと思います。本当に崩壊していたら私のように機嫌が悪いから、という私見的な理由だけでわざわざ手術室まで病院が用意してはくれないはずです。
あと、私は愛煙家で3日で一箱ほど吸っていたのですが、最近はどんどん吸う頻度も減っているので禁煙治療と鼻炎治療はもしかしたら関係があるのかもしれません。更には鬱傾向のある方の殆どは慢性的に鼻炎を抱えているとの噂もあるので、自分の頭にパフォーマンス的な悩みをもっていたら鼻炎からくるものかもしれないのでレーザー鼻炎治療はオススメかもしれませんね。日帰りが可能ですので。