誰が悪いわけでもなく、単に運が悪かった
さる6年前の7月8日、七夕のすぎたこの日に私は全ての呪縛から逃れるために1つの決断を執行しました。無能すぎる自分という存在への死刑執行。詳しい薬剤は書きませんがA液とB液の混合ガスにより八雲という人間はこの実体世界を後にして形をもたないあの世へと旅立つ予定でした。しかし計画は事前に漏れ、察知した身内により阻止され最寄り救命救急病棟へ移送されることとなってしまいました。今になって思えばそのまま旅立たせてもらえていれば、今も続く生きるということの苦しみから解き放たれて安楽な浄土