ジョーイ・ギャロ(2022年 ロサンゼルス・ドジャース)【パワプロ2022 パワナンバー】
ジョセフ・ニコラス・ギャロ
Joseph Nicholas Gallo
アダム・ダン2世
低打率高出塁率三振量産ロマン砲といえばアダム・ダン。そんなアダム・ダンが現代によみがえった姿がまさにジョーイ・ギャロと言えるだろう。あの伝説のアダム・ダンの正当後継者である。
林修お気に入りの選手と言うことでも有名で、林修はジョーイ・ギャロの凄さを広めるためにわざわざ「ギャロ率」なんていう指標を作ったりしている。どれだけ好きなんだ。
ホームランを打つ能力にかけては天才的で、毎年メジャーリーグ上位のフライ率とハードヒット率を誇る。一方でコンタクト能力は壊滅的で、三振を量産するし打率も2割ちょうどを行ったり来たりと極端な数字が並ぶ。通算100本塁打を達成した際、通算で単打は93本しか打っておらず、単打100本よりもホームラン100本を先に達成した史上初の選手となった。
レンジャースからはドラフト1巡目で指名される程度の実力を誇っており、マイナーリーグでは無双。10代にしてマイナーで40本塁打を放つなど、実力は抜けていた。
2017年にメジャーリーグ昇格を果たすと、145試合に出場して41本塁打といきなり結果を残した。以後も打率2割ちょうどを行ったり来たりしながらホームランを量産。
2021年は95試合で25本塁打を放ち、キャリアハイを更新するペースのなかでヤンキースへとトレード。しかしヤンキースでは大スランプで、打率.160と大低迷。ホームランはそれなりに打ったものの、シーズンが終わってみれば打率.199で2割を下回ってしまった。三振数も213でリーグワーストとなってしまった。
2022年も引き続きヤンキースでプレーしたが、月間打率が1割3分になったりするなど苦しみ、シーズン打率も1割5分台にまで低下。8月2日にドジャースへとトレードされたが、ここでも不調は相変わらず。打率は1割5分から6分を行ったり来たりする有様で、キャリア最低打率を更新してしまった。ホームランも前年から半減となる19本と残念なシーズンだった。
ツインズに移籍した2023年からはシフトが禁止されることで復活すると思われたが、打率1割台とやはり長い低迷からは戻って来れていない。ただホームランはそれなりに打てているので意外と見れる数字になるかも。
2022年成績 .160 19HR 47打点 3盗塁
査定について
ギャロはどのシーズンでもギャロという感じで、スランプだろうが好調だろうがあんまり査定は変わらないんですけども。
イタリア出身にしてるのはギャロ自身がイタリア系アメリカ人ということもあり、イタリア代表はイタリア系アメリカ人をガンガン代表に入れてるのでまあええかという感じです。
パワーヒッター、プルヒッター
これこそがギャロですからね。フライを打ち上げる能力、そしてとにかく引っ張れるということに強みがあるわけです。
対左G
対左打率.110、対左OPS.436。さらに左投手相手に長打が出てなさすぎるということもあり、思い切ってGにしておきました。
扇風機
そらそうよ。
レーザービーム
ギャロの強みは守備能力の高さ。守備面でもある程度プラスを稼げる。ただ最近は守備指標が落ち込んでいることもあり、ちょっと気になるところ。
ひとこと
僕の好きな選手ではあるので早く復活してほしいですね。ロマン砲の割には意外と走れて守備範囲も広いというのが面白い。アダム・ダンよりも使い勝手がいいというところは大きいですね。
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