コーリー・シーガー(2022年 テキサス・レンジャース)【パワプロ2022 パワナンバー】
コーリー・ドリュー・シーガー
Corey Drew Seager
LAD(2015 - 2021)
TEX(2022 - )
シーガー三兄弟の末っ子
兄のカイル・シーガー、ジャスティン・シーガーに続きアメリカ球界に登場したプロスペクトだったコーリー・シーガー。カイル、ジャスティンともにマリナーズに入団したことからコーリーもマリナーズ入りが期待されていた。
しかしマリナーズはこれをスルー、ドジャースがドラフト1巡目(全体18位)で指名し入団。この年のドラフト一位がカルロス・コレアであったことを考えると、改めて凄いドラフトだったなと。ちなみにマリナーズがコーリー・シーガーを指名しなかったことは批判されることとなりにけり。
2015年にプロスペクトランキングで全体7位、ドジャースでは1位という高評価を受けると、同年にメジャーデビュー。27試合の出場で打率.337 4HRと、少ない出場機会で鮮烈な印象を残した。
翌年本格的に試合出場を重ねると、新人として57年ぶりとなる1試合3本塁打など前年に引き続きその打撃の才能は光った。結局ドジャースのショートとしての最多本塁打記録を塗り替え、打率.308 26HR 72打点 OPS.877で新人王を獲得するどころか、シルバースラッガー賞すらも獲得。最高のスタートを切った。
2017年も145試合で打率.295 22HRでシルバースラッガー賞を獲得したが、シーズン途中からケガに悩まされプレーオフで欠場するなど、苦しんだシーズンに。2018年は右ひじのトミージョン手術と股関節の手術を受けた結果、シーズンをほぼ全休することとなってしまった。
復帰シーズンとなった2019年は134試合で19本塁打と、不安視されていた体調問題は万全であることをアピール。コロナによる短縮シーズンとなった2020年は52試合で15HRを放った。
2021年はデッドボールによる骨折などがありながらも、やはり打率.306 16HRと安定感のある打撃を見せ、試合に出ればやっぱり打ってくれるよなと思わせてくれた。
シーズンオフにFAとなり、レンジャースと10年総額3億2500万ドルという超大型契約での移籍が決まった。
新天地で迎えたシーズンは、低打率に苦しむシーズンともなった。打率は一向に上向かず、厳しい時期が続いていたが、ホームランは定期的に出ておりキャリアハイを更新。成績だけで言えばシーガーらしくないシーズンだったが、ショートとして30HRも打ってくれたら普通に有能だろう。2023年は今のところ打撃好調、大型契約に応える活躍をできるのか。
2022年成績 .245 33HR 83打点 3盗塁
査定について
シーガーが一番シーガーらしくないシーズンの再現にはなってしまいました。まあこういうシーズンを再現してる人あんまりいなそうなので個人的にはいいかなみたいな。
脚力は実は遅い方なんですよね。そういう意味でもあんまりショートっぽくないというか、身体能力というよりは技術という感じの選手ですね。
守備面の評価も基本的にあまり高くないです。まあ平均程度の守備力と言った評価ですが、打撃面でプラスを生み出す選手なのでまあ。
広角打法
外角球を左方向へ叩き込む技術というのを感じます。基本がアベレージ系なので、そういった巧みさも含め。
チャンスB
得点圏OPSが.886。チャンスBですね。
カット打ち、窮地
打率こそ低いシーズンではありましたが、元がアベレージ系の打者ということもあって三振は103個。まあ多いっちゃ多いんですが、打率が低い割にはそこまででもない。コンタクト能力は元から高いわけですしね。でも打率的に元のミートが低くなるのでどうしようかと。粘り打ちつけるほどでもないなという感じもありますし悩んでいました。
そこで数字を見ていたら、ストライクを取られてからでもしっかり長打を打てているというところで窮地がいいのではないかと。あとはカット打ちをつけて、それっぽさを出してみました。打率は低いけど追い込まれても粘り強いバッティングを再現です。
リベンジ
試合序盤ではあまり打てていないのですが中盤から終盤にかけて打撃成績が良くなっているので、リベンジです。
インコースヒッター
外角球を長打にすることもできますが、基本的にインコースのボールをひっぱたいている印象。実際数字的にもそう。
怪我しにくさF
結構離脱は目立ってますしね。コレアが8年で888試合に出ているのに対して、シーガーは787試合。まあ仕方ないね。
ひとこと
シーガーはめちゃくちゃいいバッターなんですけどね、個人的にはお兄ちゃんのカイル・シーガーの方が好きだったのでこう、悩むところが。でもサードやってるのもまたなんか違う気がするしね。でもマン振りスタイルのこの年のシーガー、結構自分好みです。