ユリ・グリエル(2023年 マイアミ・マーリンズ)【パワプロ2024 パワナンバー】
ユリエスキ・グリエル・カスティーヨ
Yulieski Gourriel Castillo
キューバの至宝も年齢には勝てず
昨シーズンの査定はこちらから
横浜に舞い降りたキューバの至宝は鮮烈な印象を残したものの、なんやかんやで揉めて勝手に亡命してしまい、悪い意味で忘れられない助っ人に。
アストロズに入団したグリエルは2016年からメジャーリーグで試合に出場、2019年には31本塁打を放つなどキューバの至宝の才能は本物だった。2021年には36歳にも関わらず打率.319で首位打者を獲得、ゴールドグラブ賞も獲得する活躍。しかしその後は年齢に勝てず、2022年は打率.242 8本塁打とかなり厳しい数字に。
アストロズは代役として同じキューバ亡命組のホセ・アブレイユの獲得に動き、グリエルはFAとなってしまう。マーリンズとマイナー契約を結ぶと開幕ロースター入りを果たし、一塁のスタメンとして起用されることとなった。4月には打率.304 2本塁打、5月にも打率.267ながらOPS.745とまあ何とかやれているかに思われたが、6月以降にやはり失速。終わってみれば329打席で4本塁打と厳しい数字で、打率も前年とほぼ変わらない打率.245となっており、寄る年波には勝てないと言った印象。ただ38歳にして3本もの三塁打を記録していて、走塁はめちゃくちゃ頑張ってた。
2023年成績 .245 4HR 27打点 4盗塁
査定について
前年の査定は左キラーと言った感じでしたが、2023年査定は割と総合的にはまとまってるなという感じの査定にはなったので使えなくはないよなという感じ。でも使えるかと言われるとやっぱ一塁しか守れないしちょっと厳しさはあるよねという。
前年まではユーティリティ性をギリギリ保った査定にしていましたが、もう久しく一塁以外を守ってないので外野適性のみ残して基本は一塁と言った形にしました。今更グリエルが三塁とか守ってるのはちょっと想像できないしね。
盗塁C、走塁C、内野安打〇
なんやこの俊足のおっさん。2022年も8盗塁で0盗塁死、2023年も4盗塁で0盗塁死と盗塁が滅茶苦茶うまい。もちろんルール変更があったとはいえ。
さらに走塁C、これも329打席で3本の三塁打が大きいですね。よう走っとる。さらに329打席で11個の内野安打と、衰えた結果謎の俊足のおっさんとなった。
プルヒッター、流し打ち
長打は引っ張り方向、ヒットは逆方向と広角に打ち分けるバッティングセンスを持ち合わせる。打率.240台と厳しい数字の選手に流し打ちが付く、これが良い。
ひとこと
いろいろあった助っ人ですしいろいろとアレな部分もありますが、それでもあの年齢で首位打者を取ったのはやっぱりガチだよなと思いますね。さすがキューバの至宝。