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カルロス・コレア(2022年 ミネソタ・ツインズ)【パワプロ2022 パワナンバー】

カルロス・ハビアー・コレア・オッペンハイマー
Carlos Javier Correa Oppenheimer

HOU(2015 - 2021)
MIN(2022 - )

プエルトリコの至宝

 2012年のMLBドラフトでは全体1位指名を獲得。プエルトリコ出身の選手がドラフト全体一位指名されたのはコレアが初めてだった。
 2015年にメジャーデビューを果たすと、いきなりショートの座を勝ち取った。結局シーズンが終わってみれば99試合に出場して打率.279 22HR 68打点14盗塁の数字で、新人王を獲得。この年、ドジャースでは同期入団のコーリー・シーガーがショートでメジャー初出場を果たし打率.337を記録するなど、有望株のショートが次々生えてきたシーズンだった。
 さらに翌年シーガーは.308 26HRで新人王を獲得すると、ロッキーズでもトレバー・ストーリーがメジャーデビューし.272 27HRを放って激しい若手ショート争いが繰り広げられた。コレア、シーガーストーリー論争が当時あったのは懐かしい話。2016年のコレアは打率.274 20HRとわずかに数字を落としたこともあって、当時はシーガーを支持するファンが多かった印象。他にもリンドーアとか、とにかく若手ショートがボコボコ生えてきた時期なのでめちゃくちゃ面白かった。

 しかしコレア最大の強みはとてつもない強肩で、守備範囲自体は特別広いというわけではないがDRSでは毎年プラスを積み上げ続けた。
 2017年には打率.315 24HRで打撃面でも覚醒を見せ、以後毎年20HRを期待できる堅守のショートとしてリーグトップクラスのショートになった。シーガーが守備面でプラスを積み上げられないところや、離脱しがちなところを考え、最終的にコレアの方が評価が逆転した感。
 しかし、アストロズのサイン盗み問題や、ジェレミー・ペーニャにショートを任せる方針に転換したこともあってコレアの立ち位置は不透明になり、2021年オフにツインズと3年1億530万ドルで契約することとなった。
 ツインズでは136試合に出場、打率.291 22HRと打撃面ではやはり安定の数字を残した。だが、シーズンオフにはヤンキースのレジェンド、デレク・ジーターの守備を批判して炎上。さらに契約を破棄して移籍を図ったものの、古傷の足首の状態を疑問視され契約が難航。
 ジャイアンツと13年3億5000万ドルという契約に合意したと言われたが白紙に戻り、メッツと12年3億1500万ドルともいわれたがやはり白紙。結局ツインズと6年2億ドルという(比較的)落ち着いた契約内容でまとまった。

2022年成績 打率.291 22HR 64打点 0盗塁

パワナンバー : 10400 01644 57652
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査定について

 コレアと言えばこれや!という感じにはなったと思います。パワーはかなり素晴らしいものもありますし、肩の強さも間違いないです。まあこんなんおったら安心ですわという感じですね。
 守備面で言うと確かに肩は強いしプラスを生み出してはくれますが、2021年がDRSで20という圧倒的なプラスを生み出していたのに対して2022年は3と平均以上程度になってしまいました。今年は守備が復活するといいんですが。

チャンスF、ダメ押し

 なんと得点圏で1HRしか打てませんでした。当然OPSも低いです。しかし勝敗に関係ない場面では割と打ってるのでダメ押しつけておきました。

プルヒッター

 逆方向に0HR、引っ張り意識の強いバッターですね。

対左C

 左相手にはOPS.945です。

対ストレート〇

 ストレートに対するwOBAが.397、xwOBAは.392ととにかくストレートに強いです。ストレートに強い傾向はここ最近ずっと安定してるので。

国際大会〇

 WBCでは最優秀三塁手に選ばれたこともあり、国際大会〇をつけておきました。2023年のWBCは第二子の出産を控えているということもあり辞退してしまった。次回はぜひ見たいところ。三塁適性?付け忘れたに決まってんだろ。

ひとこと

 かなり好きな感じの能力になってます。まあ守備面が思ったよりちょっと微妙かなという感じもあると思いますがしょうがない。
 チャンスFとかもあるし、思ったよりオーペナでは打たなそう。まあ20HR安定して打ってくれたらいいです。

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