ウィルマー・フローレス(2023年 サンフランシスコ・ジャイアンツ)【パワプロ2024 パワナンバー】
ウィルマー・アレハンドロ・フローレス・ガルシア
Wilmer Alejandro Flores Garcia
キャリアハイ更新
ニューヨークメッツに入団したフローレスはショートを守る選手であったが、サードやセカンドでの出場機会も多く、ユーティリティの内野手として活躍。ただフローレスの強みはただのユーティリティではなく、ユーティリティの割には打撃が良いという強みがあり、二桁本塁打を安定して記録する攻撃力を武器に活躍。2015年にはトレード報道が出たこともあり、その日の試合中にニューヨークを離れたくないという気持ちで涙ながらに出場、その試合でサヨナラ本塁打を放ち、結局トレードも破談に終わった。
2018年には残念ながらメッツを離れることとなってしまったが、ダイヤモンドバックスに移籍。控え内野手として89試合の出場にとどまったものの打撃成績はやはり平均以上で、二塁手として考えれば優秀な数字であった。
2020年からはサンフランシスコ・ジャイアンツへと移籍。打者にとって厳しい環境ながらも毎年平均以上の打撃成績を記録しており、20HRは打たないけど18HRぐらいは期待できるという絶妙な成績の選手。2023年からはメインポジションを一塁にすることとなり、二塁手としての出場機会は少なかった。ただ負担軽減の影響もあってか23本塁打とキャリアハイの数字を記録し、一塁手としても十分な攻撃力を持っていることを示した。
2024年は一塁のスタメンとして起用されていたが打撃成績が大幅に低下してしまい、平均を大きく下回る打撃成績に終始。苦難の一年を迎えているが、キャプテンシーが高く評価されていることなどプレー以外の部分での貢献度も高い選手。
2023年成績 .284 23HR 60打点 0盗塁
査定について
セカンドで結構打ってた時代のフローレスがボカァ好きだった(というかあの頃のメッツは良かったなあという気持ち)ので、なんやかんやで毎年安定して打ってるところが好きですね。年齢的にもちょっと厳しくなりつつあるところですが、もう一花咲かせてほしい。
適性としては二塁を守るには厳しい感じですが三塁ならまあギリギリ守れんこともないぐらいのかんじではあります。実際指標的には一塁じゃないとプラスが出てないのでこんなもんじゃないでしょうか。
プルヒッター
ホームランの19本が引っ張り。
対左B
対左打率.303と左投手をめっちゃ打ってますが、長打という部分ではほぼ差がない。
チャンスG
得点圏打率.178、得点圏OPS.539とチャンスはアレ。
ダメ押し
Low LeverageでのOPS1.002。
サヨナラ男
キャリアではサヨナラに縁がある選手。
調子極端
6月と7月が突如OPS1超えてます。
ひとこと
内野のユーティリティで打てるということは大事なんだなというのを感じさせてくれた選手。打てるからキャリアも長くできている部分もあるし、一塁に回ってもどうにかなってることを考えるとね。