ケビン・キアマイアー(2022年 タンパベイ・レイズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
ケビン・ジェームズ・キアマイアー
Kevin James Kiermaier
塀際の魔術師
メジャーリーグ好きなら誰もが知ってる守備職人。タンパベイ・レイズに入団したキアマイアーは、2014年からメジャーリーグで本格的にセンターとして出場を重ねた。824イニングを守ってDRS+14と守備で大幅プラスを生み出した。
さらに2015年はセンターとして151試合に出場、1188イニングを守ってDRSは驚異の+42を叩き出し、アンドレルトン・シモンズが記録した歴代最高記録を更新した。
2017年はDRS+22と常識的に考えれば素晴らしい守備にもかかわらず、これが当時のキャリア最低の値だったというのも恐ろしい。2017年以降、負傷によって離脱する機会が増え、なかなか出場試合が伸びなかった。
ここ数年打撃成績も低迷しているが、二桁本塁打を記録する程度のパワーを発揮する。2021年は122試合に出場し、打率.259に4本塁打と打撃成績が復活。
2022年は再び負傷離脱したこともあり出場試合はわずか63試合。打撃成績もそれなりにホームランは打ったものの、最大の武器としていた守備指標も大幅に低下。スタメン定着以後初めてDRSが一桁になってしまった。
2022年オフに長年お世話になったレイズをFAになり、ブルージェイズと契約。2023年シーズンは打撃成績が大幅に向上、さらに守備指標も復活し、俺たちのキアマイアーが帰ってきた。
2022年成績 .228 7HR 22打点 6盗塁
査定について
守備指標が悪化しすぎてかなりキアマイアーっぽくない査定になってしまいましたが、まあ仕方ないね。
とはいえ脚力、肩力はまだまだメジャーでもトップクラス。身体能力はやはり最高。
対左E
左投手相手には打率が高いというのがキアマイアーなのですが、左相手だと長打が出ないというところもあり、評価が難しいというところも。
チャンスA
得点圏OPS.835とチャンスではよく打ってます。
魔術師
そらキアマイアーに魔術師付けんでどうするねんみたいな話ですからね。
流し打ち
逆方向への打球の打率が非常に高い、さらに全方向にバランスよく打球を飛ばしています。本来の意味での広角打法という感じ。
悪球打ち
選球眼の悪さには定評がありますからね。
対ストレート〇
対ストレートwOBAが.343、対Breaking Ball wOBA.184、対Offspeed Ball wOBAが.280。ここ最近はずっと変化球が打てずストレートをしばきまわしているという感じです。
ひとこと
キアマイアーが全然キアマイアーしてないやんけという感じもありますので、2023年版も作りたいですね。でもこの査定、かなりお気に入りです。