マーティン・マルドナード(2022年 ヒューストン・アストロズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
マーティン・ベンジャミン・マルドナード・バルデス
Martín Benjamín Maldonado Valdés
プエルトリコ名捕手の系譜
ドラフト27巡目、全体803位で入団した苦労人。フレーミング能力などに定評があり、肩も強く盗塁阻止率が光る。打撃面ではパワーがあり一発を打つこともあるが、打撃の粗さが課題でキャリア最高打率は.227と打撃が課題。
エンゼルス在籍時代は大谷の相方として支えていたことで日本人のファンも名前を知っているという人は多いはず。
2018年シーズン途中にアストロズへとトレードされたが、以後はジャーニーマンとして球団を転々。
2019年はロイヤルズで74試合に出場したが、カブスへとトレード。カブスでは4試合に出場したのみで再びアストロズへ戻ってくると、アストロズの正捕手として定着した。
2021年は125試合426打席で打率.172とかなり打率が低迷したが12本塁打を放った。
2022年も正捕手を務めたが、113試合で打率は.186と打撃面では苦戦のシーズンが続く。守備面に関してもフレーミング能力に衰えが見え始め、盗塁阻止率も.258と苦しんだシーズンになった。
WBCではプエルトリコ代表として引退したモリーナ監督の後継者となった。メジャーリーグでは打撃に苦しんでいるが、WBCでは絶好調だった。
2023年シーズンも低打率に苦しんでおり、打率2割の壁を越えられるかが課題。
2022年成績 .186 15HR 45打点 0盗塁
査定について
キャッチャーとしての肩の強さは随一。強肩がとにかく光る。
打撃面では昔ながらのキャッチャーという感じで低打率ながら一発があり、鈍足というまさにキャッチャー。
対左A
対左打率.212とまあまあですが、左相手に長打が出まくるところも含め、左にはめっちゃ強い。対右OPS.534に対し対左OPS.763、左には強い。
チャンスC
得点圏OPS.660。まあまあようやっとる。
意外性
実はキャリアハイのホームラン数を記録した2022年。意外と一発打つけどこんなもんだよねという感じなので、意外性を付けました。
プルヒッター
ホームランの大半が引っ張り方向
扇風機
やりすぎなんじゃないかと思いますが、379打席で116三振はさすがにちょっと。三振率エグいことなってますからね。
ホーム死守
言うても守備うまいキャッチャーですからね。
バント職人
バント上手いのも昔ながらのキャッチャーだなという感じがしますね。通算でバントは30個しかしてませんが、このバントを否定する時代にシーズンに4個もバントをしてるのはバント職人でいいと思いますね。
ひとこと
かなりシンプルな査定になったのが個人的にはお気に入りです。シンプルかつわかりやすい感じで特徴を捉えられたかなと思います。