ジョシュ・ベル(2022年 サンディエゴ・パドレス)【パワプロ2022 パワナンバー】
ジョシュア・エバン・ベル
Joshua Evan Bell
暗黒パイレーツを支えた主砲
2011年にパイレーツからドラフト2位で指名されて入団。マイナーリーグの階段を順調に登っていくと、2016年にメジャーデビューを果たした。メジャーリーグ初本塁打は満塁弾で、鮮烈なメジャーデビューを果たした。しかし、この頃のパイレーツはマカッチェン、ハリソンといった2013年にプレーオフ進出を支えた中軸たちが成績を落とした時期でもあり、なかなか戦力が揃わなかったという一面は大きい。
翌2017年はスタメンに定着したシーズンで、新人としていきなり26本塁打を放って見せた。新人王候補としてもノミネートされ、投票では3位に入る健闘。
2018年はホームランが半減してしまい、数字を落とすシーズンとなってしまったが、圧巻だったのは2019年。ピッツバーグの英雄であるマカッチェンが移籍してしまった中で、中軸打者として覚醒を見せた。最下位に低迷するチームの中で37本塁打と気を吐き、自身初のオールスター選出も経験。2020年は短縮シーズンの中で不振に陥ってしまった。
トレードでナショナルズへと移籍したが、2021年は復活の27本塁打でパワーをアピール。さらに2022年はキャリアハイを更新するペースでヒットを重ね、ハイアベレージを記録していたことで、フアン・ソトとともにパドレスへとトレード。しかしパドレスに移籍したとたん大幅に数字が低迷、打率2割を切る不振っぷりを見せてしまった。最終的な数字は例年よりも低い数字とはなってしまったものの、シルバースラッガー賞を受賞。
2023年はガーディアンズと契約に至ったが、トレードデッドラインでマーリンズへとトレード。マーリンズのコンテンドに向けて大きな戦力補強となった。
2022年成績 .266 17HR 71打点 0盗塁
査定について
スイッチヒッターながら広角に打ち分ける打撃センスを持つ珍しいタイプのバッター。加えて選球眼の良さもあり、フォアボールをしっかり選びつつも三振もそこまで多くないというところで非常にバランスのいいスラッガー。
ファーストとしての守備範囲はまずまずですが、守備指標はマイナス。守備能力には不安があり、指名打者としての出場機会も増えています。
アウトコースヒッター
広角に打ち分けるバッティングセンスもあり、そういったところから外角に対して左右どちらの打席でも強いという部分があります。さすがですね。
広角打法、流し打ち
ホームランだけでなく、逆方向への打率も高いです。
調子極端
前半戦の好調っぷりからの後半戦での失速、これはまあ仕方ないね。
ひとこと
パイレーツはなかなか戦力が揃わないなあと言う感じで見てたのを思い出します。結構残してる成績は凄いんですけど、やっぱりなんか影が薄い感じもあるという印象が。
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