ハロルド・ラミレス(2022年 タンパベイ・レイズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
ハロルド・アンドレス・ラミレス・レムス
Harold Andrés Ramírez Lemus
卓越した打撃センス
コロンビア出身の野手としてはまずまずの成功株で、2019年にマーリンズでメジャーデビューを果たすと119試合で11本塁打、打率も.276となかなかの攻撃力を発揮した。
打撃面ではコンタクト能力の高さが光り、パンチ力もまずまず。脚力もそこそこと、全体的なバランスに長けている。しかし守備面に関してはかなりマズく、外野手としては守備面に問題を抱えていた。
2021年にインディアンスへと移籍するとここでもそこそこの打撃成績を残し、2022年に二度のトレードを経てレイズへと移籍。
守備のまずさからついにレイズでは一塁手としての起用機会が増加しただけでなく、DHとしての出場機会がメインとなった。しかしキャリアハイとなる打率.300を記録するなど平均以上の打撃を発揮、やはり打撃面のセンスは一流だった。
WBC2023ではコロンビア代表として出場したものの、打撃は振るわずチームも一次ラウンド敗退。レギュラーシーズンではあいかわらずのハイアベレージを記録しており、まだまだ28歳ということもあって今後に期待が持てる。
2022年成績 .300 6HR 58打点 3盗塁
査定について
パワーもそこそこありますが、やはりラミレス最大の武器はそのコンタクト能力。一塁手として見た場合にそこまで長打が目立たないので物足りなさを感じなくもないですが、確実に平均ちょい上ぐらいの打撃を見せてくれます。
守備面は一塁がメインとなったこともあってちょっと盛りましたが、外野手としては微妙な感じにしておきました。
悪球打ち、カット打ち、積極打法
カリビアンフリースインガーアベレージヒッターと言えばこういう感じでしょう。2022年も120試合で72三振とコンタクト能力にはさすがのものがあります。なおフォアボールは19個。
対左B
対右OPS.699とまあ平凡な感じですが、対左はOPS.873と無類の強さを誇ります。
対変化球〇
チェンジアップ系に対して強みを見せたシーズン。ストレートに別に弱いというわけでもないですが。
調子極端
4月絶好調、5月にスランプ、6月7月に絶好調、9月にまたスランプと、かなり極端なシーズンでした。
ひとこと
こういう選手が一番好きっていう人、いると思います。僕もわかります。