ヤンディ・ディアス(2023年 タンパベイ・レイズ)【パワプロ2024 パワナンバー】
ヤンディ・ディアス・フェルナンデス
Yandy Díaz Fernandez
レイズ初の首位打者
キューバで生まれ育ったディアスはキューバ国内リーグではそれほど目立った成績を残す選手ではなかった。2013年にドミニカ共和国へと亡命すると、インディアンスと契約。2017年には開幕をメジャーで迎えることとなると、翌2018年には打率.312のハイアベレージを記録し頭角を現した。
2018年には三角トレードでレイズへと移籍することとなり、積極的に起用されることとなる。2019年には79試合で14本塁打を放つと、三塁のスタメンとなり、2021年には134試合に出場して13本塁打の活躍を見せた。2022年も137試合に出場したが、ホームランはわずか9本に終わってしまう。ただ打率296と率は優秀だった。
三塁手としては守備に課題がったことから2023年から一塁に専念するかたちとなったが、これが功を奏したのか一気にだげっきが覚醒。シーズンを通じて3割を大きく超える打率を残していた。シーズン序盤はコーリー・シーガーが首位打者を走っていたが、ヤンディ・ディアスも猛烈な追い上げを見せ、さらにシーガーの打率が徐々に低下。最終的にシーガーは打率.327に終わり、ディアスの打率は.330となって無事首位打者獲得となった。レイズから首位打者が生まれるのは初めてのことであった。
2024年も主力として出場しているが、打低になった環境もあってか打撃成績が落ち込み平均程度の数字に終始している。特に高かった打率が今シーズンは.270と物足りない数字で、全体的に厳しい数字。
2023年成績 .330 22HR 78打点 0盗塁
査定について
首位打者ということで首位打者らしい数字になりました。全体的には首位打者でありながらもアラエスとはバッターのタイプも違うので、その辺で違いを出す感じの査定としました。
アベレージヒッター
アラエスはアベレージヒッターという感じがしますが、ディアスはアベレージヒッターっぽくないというイメージでオミット。
対左A
対左打率.355、OPS1.101と左に対して無類の強さを見せる。
チャンスA
得点圏打率.365、OPS1.133、チャンスで無類の強さを見せる。
アウトコースヒッター、対変化球〇
変化球打ちが非常にうまいバッター。外角変化球に対しての対応力が光る。
選球眼
キューバ人野球選手というとやはり出塁率の低さが取り沙汰されることも多いが、ディアスに関しては四球を良く選び出塁率が高いのが強み。非常にレイズらしい。
ひとこと
2024年に大きく数字を落としていることもあり、総合的に考えてちょっと控えめ査定ぐらいがいいのかなと思いつつ特殊能力を一部オミットする方向で。それでも対左AにチャンスAでバフが乗りまくるので普通に使えば3割余裕でしょう。