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フアン・モリーヨ(2010年・東北楽天ゴールデンイーグルス)【パワプロ2024 パワナンバー】
フアン・バティスタ・モリーヨ
Juan Bautista Morillo
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MIN(2009)
東北楽天(2010 - 2011)
義大ライノズ(2013)
ドミニカンエクスプレス
ドミニカ出身の剛腕で、2006年にはコロラドロッキーズでメジャーデビューを果たす。しかしメジャーでは制球難の課題が大きく、4年間で防御率13.50と通用していなかった。とはいえ最速167km/hを誇る剛腕ということで、日本球界が目をつけることとなった。阪神も獲得を目指していたが、楽天が獲得競争に勝利し、来日へ。
1年目の2010年にはクルーンの記録した当時の日本最速記録である162km/hを更新すると語るなど期待値も高く、クローザー候補として挙げられていたものの、アメリカ時代から課題となっていた制球難は全く解決しなかった。一軍での登板機会を得ることが出来たが、今度は肘の違和感で離脱。わずか7試合の登板ながら、防御率2.70と数字自体はまあまあ。6.2回で9奪三振と奪三振能力も圧倒的だったが、与四球5ととにかくフォアボールが目立つ。とはいえポテンシャルだけは間違いないものがあったため、翌年も残留。
しかし2011年に起こった東日本大震災の後、家族を安心させるためと帰国後、結局震災による心理的なダメージで退団を申し入れ。2013年には台湾プロ野球の義大ライノズに移籍し、久々に日本球界に帰ってきた。しかし台湾球界でも20試合に登板して防御率4.26と振るわず、その才能を発揮することは出来なかった。
2010年成績 7試合 防御率2.70 0勝0敗0H0S
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査定について
一応最速167km/hという触れ込みではありましたが、そこまでの球速を日本では発揮できていません。ただ150km/h中盤程度の球速は安定して記録しているうえ、台湾球界では160km/hを記録した模様。日本記録更新もやぶさかではなかったでしょう。
ただかなり壊滅的なコントロールであったこともあり、かなり厳しいものであったことは間違いありません。
逃げ球
日本球界でも被本塁打なし、台湾球界でも被本塁打なし。コントロールが悪いものの甘く入るというパターンではなく、ボールがとにかく散らばるので打たれづらいという点も。
荒れ球
妥当。彼に付けずして誰に付けるのか。
奪三振
K/9が二桁に乗っているということもあり、妥当だと思います。
ひとこと
特にあんまり書くことないような感じもしますが、でも初期楽天の中では忘れられない助っ人の一人ではあります。プロスピで覚醒させたら最速167km/hまで伸びるということで覚えてる人も多いのではないでしょうか。モリーヨを頑張って育ててみよう。
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