トレイ・ターナー(2023年 フィラデルフィア・フィリーズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
トレイ・バンス・ターナー
Trea Vance Turner
トリプルT
昨シーズンの能力査定はこちらから。
フィリーズへと移籍した2023年シーズンは、WBCアメリカ代表として暴れまわり最高のスタートを見せた。大会最多となる5本塁打、さらにショートとしてチームを支え、アメリカ代表を準優勝に導いた立役者。しかしレギュラーシーズンに入ると大不振に陥ってしまい、打率が低迷。2021年に首位打者、通算打率3割超えの打者とは思えない不振にあえいだ。さらにエラーも多く重ねたことでファンからも批判の声が相次いだ。
この状況に声を上げたのはやはりファン。ファンたちが不振のターナーを必死に応援、スタンディングオベーションで支え、ターナーもそれに応える。8月に入ると打撃が覚醒、月間打率.333に月間OPS1.061と暴れまわり、一気に復活。9月に入っても調子は衰えず、この2か月で16本塁打を放って一気に復活した。
最終的に打率.266とスタメン定着以後最悪の数字に終わってしまったが、26本塁打はキャリアで2番目に良い数字。さらに盗塁面では30盗塁を決めたうえで盗塁死は0、成功率100%の選手としては最多の盗塁数を記録。最高のスタートに始まり、不振にあえぎ、最後にはやはり最高のターナーが待っていた。さらにプレーオフでも暴れまわっており、プレーオフ含めて今現在40連続盗塁成功中(ちなみにイチローは45連続盗塁成功記録を持っているらしい)。
2023年成績 .266 26HR 76打点 30盗塁
査定について
全体的には去年のものとほぼ変わらない感じです。打率が下がってしまったのでその辺の修正と、あとは守備面の数字もかなり悪化してしまったので結果としてこういう形に。
守備面に関してはショートの適性を下げて二塁と同じ適正にしました。ショートとしてはちょっと厳しくなりつつあり、セカンドならワンチャンあるかなという感じです。
盗塁A、かく乱
元の脚力がかなりあるので、盗塁成功率が高くなるのは当たり前。それで盗塁Aにしちゃうと40盗塁とか平気で出来ちゃうよなあとか思ったんですが、まあしかし40連続盗塁成功とか聞くとAでいいよなって。かく乱も妥当。
でも慎重盗塁を付けるかどうかで凄く悩んだ。最近のターナーは走ろうと思えば走れるけど、成功率重視でやたらめったら走ってないという印象ですね。
調子極端
とにかく今年はこんな感じでしたね。打つとき打つけど打たないとき打たないし、なんならエラーもやるし、何やってんだこいつみたいな時もある。
対左F
左投手相手に全く打ててないシーズンでしたね。とはいえ長打はそれなりなのでFでとどめました。
チャンスF
得点圏OPS.687、厳しい数字です。
ひとこと
WBC出ると云々かんぬんという話はいろいろありますが、まあ確かにWBC出て調子崩す選手いると目立つよなあって感じはあります。でもまあ、ターナーはフリースインガーなとこあるしね、どうしても成績にムラが出やすいよなと思いますね。