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フェルナンド・セギノール(2008年・東北楽天ゴールデンイーグルス)【パワプロ2024 パワナンバー】

フェルナンド・アルフレド・セギノール・ガルシア
Fernando Alfredo Seguignol Garcia

オリックス・ブルーウェーブ(2002)
北海道日本ハム(2004 - 2007)
東北楽天(2008 - 2009)
オリックス・バファローズ(2010)

帰ってきたスイッチヒッター

 パナマのスイッチヒッターとして知っている人も多いはず。2002年にオリックスに入団するとシーズン3度の左右両打席本塁打を記録するなど鮮烈な印象を残したが、終わってみれば打率.204 23本塁打と確実性に欠いた打撃で会ったことは間違いなく、戦力外となってしまった。
 2004年に今度は日本ハムが獲得することとなったが、ここで一気に打撃が覚醒。打率が低かったセギノールがハイアベレージを記録し、松中とともに本塁打王を獲得。その後も日本ハムの強力打線を支えるスラッガーとして四番に定着。2006年には日本一にも貢献した。しかし2007年はスランプに陥ってしまい、打率.249、武器のパワー面でも21本塁打と物足りない数字となり、退団となった。
 2008年はメキシカンリーグなどでプレーしたのち、打力不足に悩む楽天がシーズン途中に補強。8月に入団すると鬼神の如き活躍を見せ、9月には月間MVPを獲得。西武戦で1試合2本塁打を記録するなど圧倒的な活躍で、わずか39試合の出場ながら13本塁打とパワー面でアピールしただけでなく、打率も.324とまさに無双状態。この活躍もあって2009年の契約も勝ち取った。
 2009年はダルビッシュから両リーグ第一号となるホームランを放ったが、その後は低迷。二軍での調整後はまずまずの活躍を見せたが、打率.253 14本塁打と物足りない数字であったことは間違いなく、自由契約となってしまった。
 2010年には球団合併後のオリックスへと入団。しかしオリックスでは全く持って活躍をすることが出来ず、打率.189で0本塁打とNPBでは初めてホームランを打てないシーズンとなってしまった。
 その後は独立リーグでプレーしたのち読売ジャイアンツのスカウトを務めたこともある。現在では西武ライオンズの駐米スカウトを担当している。

2008年成績 .324 13HR 40打点 0盗塁

パワナンバー : 12800 10046 67710
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査定について

 この年のセギノールの活躍は本当に見事なものでしたが、基本的にかなり控えめにしています。翌年の低迷、さらにオリックス移籍後もさらに数字が厳しかったこともあり、この3年間を総合的に評価しての査定となっています。
 本来ならミートCをあげてもいいぐらいの数字は見せていますが、調子極端をつけているということもあり本人が調子が良かったために数字が良かった、といった解釈をしています。多分通年で試合に出れば打率はもっと低かったはず。

パワーヒッター

 セギノールにパワーヒッターを付けずして誰に付けるのかといったところ。日本ではホームランを安定して記録していたこともあり、これは文句ないでしょう。

マルチ弾

 セギノールと言えば左右両打席本塁打。楽天では記録していませんが、1試合2本塁打を記録した試合が1試合あり、固め打ちといった印象の強い選手。

初球〇

 かなり積極的なバッティングを見せる選手ということもあり、初球〇。というより追い込まれると厳しい。

怪我しにくさC

 日本でのキャリアはかなり長いですが負傷離脱と言った要素もなく、安定して試合に出てくれる選手ではありました。その点を評価して。

盗塁C

 足はめちゃくちゃ遅いですが翌年に楽天で1盗塁を決めています。意外性といったところで一応。

ひとこと

 楽天時代のセギノールにどこまでの需要があるのかはわかりませんが、草創期の楽天を作るという意味ではセギノールの再現は間違いなく必要でしょう。全盛期ではなくあえての楽天時代というのはかなり面白いのではないかと個人的には思っています。

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