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ライセル・イグレシアス(2023年 アトランタ・ブレーブス)【パワプロ2024 パワナンバー】

ライセル・イグレシアス・トラビエソ
Raisel Iglesias Travieso

CIN(2015 - 2020)
LAA(2021- 2022)
ATL(2022 - )

復活のクローザー

 キューバが誇る剛腕投手ということでWBCでキューバ代表にも選ばれた実績もある男。亡命後はシンシナティ・レッズと契約するに至り、その速球を生かしてリリーフ投手として活躍。クローザーとして君臨していた一方、飛翔癖がなかなか治らずリリーフながら年間二桁被本塁打を喫するなど不安定さの多いリリーフでもあった。
 2021年にリリーフに不安のあったエンゼルスがトレードで獲得するとそのままクローザーに定着、被本塁打こそ多いものの「なおエ」するリリーフたちの中ではまだ信頼できる投手で、防御率2.57とまずまずの数字を記録した。エンゼルスとしても勝負をしたかったシーズンの2022だったがこの年は大乱調を見せひたすら被本塁打が目立ち、その不安定な投球内容から「なおエ」の一角として悪い意味で有名になってしまった。
 シーズン中にブレーブスへとトレードされることとなったが、エンゼルスを出る喜びを知ったのかブレーブスでは支配的な投球を見せ防御率0.34、被本塁打0と完全復活。
 2023年も圧倒的な強さを見せたブレーブスのクローザーとして君臨し、58試合に登板して33セーブとその役目を果たした。2024年も防御率1点台と数字は安定しており、エンゼルス時代の乱調は何だったのかという結果に。

2023年成績 58試 5勝4敗0H33S 防御率2.75

パワナンバー : 12100 70360 30138
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査定について

 球速は158km/hで全盛期は100マイルを投げてましたが近年はこんな感じで。ストレート、シンカーも武器にしていますが近年もっとも投げているボールはチェンジアップとなっていて、基本的にはストレートとスプリットチェンジで組み立てる。
 左のチャップマン、右のイグレシアスでキューバ人速球派リリーフとして活躍していますが、イグレシアスは制球も破綻しておらず総合的には安定感のある投手。

一発、抜け球

 被本塁打多いししゃーない。

対ピンチA、打たれ強さC

 被本塁打こそ多いものの決壊しないピッチング。

ひとこと

 キューバのピッチャーって速球とスライダーを軸に落とすボールを持ってるなあという印象があり、そういう意味でいうと日本との親和性も高いような感じも。

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