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レオディ・タベラス(2023年 テキサス・レンジャーズ)【パワプロ2024 パワナンバー】
レオディ・タベラス・サラザー
Leody Taveras Salazar
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従兄弟譲りの韋駄天
従兄弟には松井稼頭央とともにプレーしていたこともある韋駄天、ウィリー・タベラスがいる。ウィリーはロッキーズで68盗塁を記録したこともある俊足の外野手だったが、レオディもウィリー譲りの俊足と広大な守備範囲を武器にプロ入り。
プロ入り後は攻撃面の課題が目立ち、特にパワーレスな打撃は課題と評されていた。しかしトレーニングもあってか徐々にパワーを身に着けたことで攻守で期待できる選手となり、メジャー昇格を果たす。
ただMLBの舞台ではハイレベルな投手相手になかなかその才能を発揮する機会には恵まれず、打撃面の粗さも課題として浮き彫りに。またスイッチヒッターながら右打席での打撃にも課題があり、アドリス・ガルシアがレンジャースに加入したことなどからセンターの座を失うこととなる。
ただ守備面の評価はガチだったこともあり、アドリス・ガルシアがライトに回り、センターとして選ばれたのはタベラスでした。2023年は自己最多となる143試合に出場し、初めての二桁本塁打となる14本塁打、さらに14盗塁とパワーとスピードでまずまずの結果を残した。守備でもOAA+6、DRS+3とようやっており、やっと才能が開花。
期待がかかった2024年もセンターとしてフル回転しているが、打撃面の数字が大幅に悪化。長打こそまずまず出ているものの打率・出塁率が大きく下がっており、攻撃面でマイナス。さらに守備面でもOAAこそ+5と守備範囲は広いもののDRSは-9となっており、攻守でそのポテンシャルを生かし切れているとは言えない。
2023年成績 .266 14HR 67打点 14盗塁
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査定について
うおおおおおおおとなるこの恵まれた身体能力、そら使いたくなりますわという感じ。何よりまだ25歳だしね。ウィリー・タベラスはノーパワーアヘ単俊足外野手だったのでそういう意味でもウィリーより期待値は高いが……。
対左G
右打席での内容がかなりアレ。対右打率.275、OPS.768に対して対左打率.241、OPS.638と厳しい。2024年は左右別の数字がほぼ同じになったもののどちらかというと左打席で打てていないだけというだけ感。なにより右打席は長打が打てない。
チャンスG
得点圏打率.237、OPS.593とこちらもかなり厳しい。チャンスGの対左G、極端すぎるという感じはありますが仕方ない。
盗塁C
足は速いものの盗塁自体は上手くないタイプかつそこまで走るタイプでもない。
ひとこと
基礎能力高くて特殊能力がアレという感じ、ロマンを感じて好きではあるものの、実際これ使いづらさは凄いよなあといった印象。
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