ヤディアー・モリーナ(2022年・セントルイス・カージナルス)【パワプロ2022 パワナンバー】
ヤディアー・ベンジャミン・モリーナ・マッタ
Yadier Benjamin Molina Matta
STL(2004 - 2022)
プエルトリコが産んだ司令塔
モリーナ3兄弟の末の弟としてプロ入りしたが、その才能は兄をも凌ぐと言われていた。盗塁阻止能力に優れ、座りながらでも送球をできる体の強さを持っておりその高い守備力でフィールディングバイブルアワードなどを受賞。全盛期のカージナルスでエースのウェインライトとのコンビはまさに最強だった。
若い頃は打撃面に不満があったものの、2011年に初めて二桁本塁打を記録すると2012年には.315 22HR 76打点と最高の成績を残した。2010年代はバスター・ポージーとともにMLB最高の捕手の座を争っていた、まさに全盛期と言える。WBCで日本代表に立ちはだかった姿を忘れられない人は多いのではないだろうか。
2020年以降はウェインライトとともにカージナルスを支えるベテランコンビとして躍動。2020年をもって引退すると言っていたが、コロナの蔓延で開幕が遅れたこともあり引退を撤回。
2021年はウェインライトと300試合目のバッテリーを組むというとんでもない記録を樹立。打撃面でも.252 11HRとベテランながら貢献度の高さを見せた。
2022年は今シーズン限りでの引退を表明したシーズンだった。打撃面での調子は上向かず、厳しいシーズンではあったがウェインライトとのバッテリー通算203勝は歴代最多、さらにウェインライトとの通算325試合バッテリー出場というメジャーリーグ記録を樹立した。しかも引退後即WBC2023プエルトリコ代表監督就任という異例の発表も行われた。今後のキャリアに期待がかかる。
2022年成績 .214 5HR 24打点 2盗塁
通算成績 .277 176HR 1022打点 71盗塁 2168安打 OPS.726
査定について
打撃不調とは言えどフル出場してれば二桁本塁打期待できるペースなのはさすがすぎるという印象ですね。
脚力に関してはもはやどうしようもありません。守備面もまあこんな感じでいかがでしょうかと。
球界の頭脳
モリーナなら文句ないでしょう、お前が球界の頭脳だ。
バズーカ送球
年をとっても座ったまま投げるバケモン送球してるのおかしいよ。
対左B
右相手だと散々ですが左相手なら数字は全体にいいです。でもホームランのペースはちょっと下がる。でもまあもっと打席数重ねたら普通に左をもっと打ってると思います。
盗塁B
足は鈍足ということに定評しかないのですが、実は過去4年間で11回盗塁に挑戦してすべて成功しています。4年間で盗塁失敗0は凄い。
ラインドライブ
基本的にラインドライブヒッターです。
悪球打ち
選球眼の悪さは折り紙付き。
ひとこと
特殊能力は全盛期のイメージ通りというかそのまま衰えてこうなったという感じになってるかと思います。オーペナでは盗塁阻止率4割超えてました(実際には.394)。