ホセ・ラミレス(2022年 クリーブランド・ガーディアンズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
ホセ・エンリケ・ラミレス
José Enrique Ramírez
驚異のスイッチヒッター
2009年にインディアンス(現:ガーディアンズ)と契約。2014年から本格的にメジャーリーグに定着すると、当初は内野のユーティリティとして活躍。一塁以外の全ポジションを守れることが強みだった。
覚醒したのは2017年で、打率.318 29HR 83打点とパワーの部分で大きな成長を見せた。2018年にはセカンドへとポジションが変わることとなったが、106四球を選び出塁率が改善。打率は.270に終わったが、出塁率は前年以上の.387を記録。さらに39本塁打に34盗塁で30-30を達成して見せた。
以後も安定した出塁能力に加え、パワー面でも非常に高い能力を発揮。近年は三塁手として定着しているが、守備面でもプラスを積み上げすべての面で欠点のない最強野手と言ってもいい状況。
2021年は2018年以来となる30本塁打を達成、27盗塁とやはり身体能力では抜群の実績を残した。
2022年は157試合に出場し、近年の低打率から脱却。打率.280に加え29本塁打、20盗塁で4度目の20-20を達成。MVP投票では4位に入り、実力は相変わらずだった。
2022年成績 .280 29HR 126打点 20盗塁
ひとこと
総合力の高さが光る。ショートを守ったこともあるし、三塁手としてはかなり俊足。ただ肩はマイナスで、そこまで強くないです。
パワーの部分では非常に安定していて、毎年のように安定して20HR以上を記録しています。2020年も162試合基準で見れば40HR超えペース。
対左G
右相手には無双した一方、左相手だと打率.236でOPS.729、かなり極端です。
チャンスB
得点圏OPS1.073、そら126打点も挙げますわ。
プルヒッター
逆方向へのホームランは0、引っ張り方向に25本。
盗塁C
盗塁Bでもいいかなと思いましたが成功率はそこまででもなかったシーズンなのでCにとどめておきました。
マルチ弾
マルチ本塁打3回、ようやっとる。
選球眼
フォアボールの多さはさすがです。685打席で69個の四球はようやっとる。
ひとこと
どう考えても成績は凄い選手なんですが、ちょっと陰に隠れがちな印象が否めないですね。残してる成績で言えば間違いなくバケモン級なんですが。左右両打席本塁打は通算で6回も記録してますし、間違いなく現在最強のスイッチヒッターと言えるでしょう。