ワンディ・ペラルタ(2023年 ニューヨーク・ヤンキース)【パワプロ2024 パワナンバー】
ワンディ・ルイス・ペラルタ・ドミンゲス
Wandy Luis Peralta Dominguez
太っちょ
ぽっちゃり体型から付いたあだ名は太っちょ。左の速球派リリーフとして台頭し、テンポよく投げ込まれる最速159km/hを誇るシンカーとチェンジアップを軸に三振を奪う。
シンシナティ・レッズでは2017年からリリーフの柱として台頭したものの、制球面に不安があることや、本拠地が打者に有利な環境ということもあって打たれる場面は目立ち、投球内容は決して良いものではなかった。トレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへと移籍したがこちらでも成績は決して優れず、不安定な内容に終始。
しかし2021年にヤンキースへとトレード移籍すると防御率が大幅に改善、一気に勝ちパリリーフの一角へと成長した。2022年には56試合に登板して防御率2.72を記録しキャリアハイを更新。目立った離脱もなく投げ続けてくれる安定感はチームを助けてくれた。2023年も63試合に登板することとなったが、前年が良すぎた故に数字は若干悪化。それでも防御率2.83とまずまずで、ブルペンを支えてくれた。
シーズンオフにFAとなったが、サンディエゴ・パドレスと4年契約を結んで移籍。この流出は非常に痛かったが、2023年は全体に投球内容がかなり怪しかったことを考えると長期契約を打診するのに及び腰になるのもまあわからんでもないかといった印象。それでも今年のヤンキースのブルペンが厳しいことを考えるとやっぱりペラルタは惜しかった。
2023年成績 63試 4勝2敗18H4S 防御率2.83
査定について
数字は非常に良いのですが投球内容はかなり怪しい。特にBB/9は5.00とかなり四球が多いピッチングで、2022年のBB/9が2.72であったことを考えると大幅に与四球が増えてしまっている。パドレス移籍後は与四球こそ減少したものの奪三振も大幅に減少してしまい、2年連続で投球内容は怪しい。
シンカーに関してはえっちなシュートをシンカー方向に曲げて球速を速くしたもので、横変化強めです。
四球、短気
前述の通りかなり与四球の多い年だったこともあってこういった結果に。
対左A
対左wOBAは.293と左投手は封じ込んでいる。
対ピンチB、打たれ強さA
ランナーを出しながらも失点は少なかった粘りのピッチング。
重い球、一発
与四球も多ければ被本塁打も多いという厳しい内容ではありますが、バレル率は比較的低く抑えており、打球の初速を低く抑えられているということで打球管理能力の部分を再現。
ひとこと
基本的に怪しいピッチャーというところで基礎能力は低く、特殊能力を盛ったのでなんかバチクソに抑えてしまうような気はしますが、オーペナ回したらBB/9が5台に乗ってくれたのでとりあえずOKです。
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