ウィリアム・コントレラス(2023年 ミルウォーキー・ブルワーズ)【パワプロ2024 パワナンバー】
ウィリアム・ヘスス・コントレラス
William Jesus Contreras
兄を超えるキャッチャーに
昨シーズンの査定はこちらから
兄より優れた弟など存在しない、そんなことを言っていた人物もいましたね。しかしウィリアム・コントレラスに限って言えば現状兄を越えたといえるかもしれない。
カブスの正捕手として活躍した兄、ウィルソンに対し、弟のウィリアムが本格的にメジャーに定着したのは2022年から。ブレーブスで20本塁打を放ち正捕手の座を射止めたが、ブレーブスがアスレチックスから正捕手のショーン・マーフィーをトレードで獲得し、ブレーブスはコントレラスをブルワーズへとトレード、その他もろもろの三角トレードがありブルワーズへと移籍。
既に前年から打撃面での才能が高いことは間違いない選手であったが、2023年は守備の成長が著しいシーズンであった、それまでマイナスを叩き出していた守備面だったがフレーミングが急成長したことで一気に評価が向上。ブロッキング技術なども向上し、守備面で信頼感を増した。打撃面では数字を落とした部分もあるものの、それでもOPS.824を記録する強打は恐ろしい。攻守両面での完成度が増したことで兄・ウィルソンのWAR2.7に対し、ウィリアムはWAR5.7と爆増。
今年も2023年とほぼ変わらない打撃成績を残しているうえ、守備面でも健闘。強肩強打、堅守の捕手としてブルワーズの快進撃を支えている。
2023年成績 .289 17HR 78打点 6盗塁
シルバースラッガー賞
査定について
前回と比べて大幅に守備面が良くなって非常に見栄えが良くなったなという感じではないでしょうか。ホームランのペース自体は低下してしまったのでこんな感じですが、それでもようやっとる。
対左A
対右OPS.720、対左OPS1.087と左相手に強すぎる。
チャンスA
得点圏OPS.905、なんだこいつ。
広角打法、流し打ち
ホームラン自体はそこまで広角に打っているというわけでもないのですが打球の傾向として逆方向への打球割合が高く、しかもそれが良くヒットになっている。逆方向への二塁打も多く、軽打しての右打ちに限らないバッティング。
送球E
盗塁阻止には課題がある他、前年同様に送球エラーの多さも散見され、まだ投げる方の安定感は得られていない模様。
ひとこと
コントレラス兄弟マジでやべえなあとか思ってたらフランシスコ・アルバレスとかガブリエル・モレノとか出てくるしベネズエラも意外とキャッチャー大国だなあとか思ったり。サルバドール・ぺレスとかも好きだったけど守備アレだし。