草野大輔(2009年・東北楽天ゴールデンイーグルス)【パワプロ2024 パワナンバー】
草野大輔
くさの だいすけ
天才オールドルーキー
初期楽天を支えた天才打者。高校時代には甲子園出場経験もある内野手で、その後は社会人野球へと進んだ。NTT東京からNTT九州、さらにホンダ熊本と社会人野球で経験を重ね、都市対抗野球でホンダ熊本を準優勝させる原動力ともなった。年齢は29歳、既にベテランとなりつつある中でなんと楽天からドラフト8位で指名を受けることとなった。妻子持ちでもある中でのプロ入りにはかなり悩んだようだが、プロ入りを決断。オールドルーキーのキャリアがスタートした。
1年目の2006年はショートのスタメンを争うものの、打撃で結果を残すことが出来ず。2年目からはサードを中心に出場することとなるが、ここで天才としての打撃が開眼。池山コーチとの練習の甲斐もあってか、打率.320とハイアベレージを記録した。
2008年はチーム事情により代打に回る機会も多かったが、こちらでも打率.271とまずまずの数字を記録。2009年からは中村紀洋が加入し、三塁での出場が厳しくなったことから急造外野手としても活躍。球団新記録となる21試合連続安打などその天才っぷりをいかんなく発揮し、リンデンとの兼ね合いから攻撃的二塁手としての出場も重ねた。結局この年がキャリアハイとなる打率.305 7本塁打54打点という活躍で、野村克也からも認められた天才らしさが光ったシーズンと言えるだろう。
その後も定期的にポジションを失いながらもユーティリティや代打での活躍を続け、初期楽天を支え続けた名優と言える。しかし2011年には岩村が加入したことで出場機会が激減。2012年には満塁ホームランを放ったものの、シーズン終了後に戦力外通告。これを受け引退を発表した。初期楽天を支えた天才は楽天一筋7年でキャリアを終えることとなったが、その成績以上に草野の印象は野球ファンの中で刻み込まれたと言えるだろう。
査定について
上記のブログを参考にさせていただきました。ミートを+10せずに特殊能力を盛ってもいいかなと思ったりしなくもないのですが、やはり基礎能力を盛って特殊能力控えめな方がそれっぽい気がしたのでかなりシンプルな査定にとどめています。
プルヒ、インコースヒッターについてはパワプロ村さんを参考にさせていただいているのでそちらをぜひ見てください。
調子極端
月間の打撃成績を見てみると5月にいきなり打率.348の無双を見せるのですが、7月8月は一気に低迷というかなり極端な数字の乱高下を見せているというところがあります。キャリア通じて打つときと打たないときの差が激しい選手でもあるので、今回採用。
ひとこと
あの頃の僕はノムさんが好きで楽天を好きになっていたのですが、鉄平草野リックしか打てないみたいなパワプロをしていたので、一番鉄平二番草野、三番リックとかいうわけわからん打順をしてました。でも今でもこの打順が一番好きかもしれない。
草野は記録には残らないが記憶に残る選手の代表例という感じで、あの頃の楽天のイメージの中には間違いなく草野がいると思います。