アドリス・ガルシア(2022年 テキサス・レンジャース)【パワプロ2022 パワナンバー】
ホセ・アドリス・ガルシア・アリエータ
José Adolis García Arrieta
メジャーで覚醒のスラッガー
キューバ生まれのアドリス・ガルシア。キューバ時代はどちらかというと中距離打者で、出塁能力の高い俊足打者であった。しかし盗塁技術には問題があり、11盗塁で14盗塁死というとんでもない数字を記録したことも。
2016年に読売ジャイアンツへと派遣されたが、4試合で7打数無安打と結果は残せずにシーズン途中で契約解除となってしまった。さらに契約解除され帰国する途上で亡命、フランスへ亡命したのでワンチャンWBCフランス代表として出場する可能性があるかも(なさそう)。
セントルイス・カージナルスと契約し、2018年はメジャー出場も果たしたもののカージナルスでは結果が残せず、DFAとなってしまった。
トレードで移籍したレンジャースでは2021年までなかなか出場機会がなかった。2021年4月にメジャー昇格すると、5ツールプレイヤーとして覚醒を果たした。1年目にしてオールスター出場を果たす無双を見せると、同じキューバ亡命組のランディ・アロサレーナとともに新人王争いを展開。惜しくも逃したものの、センターとして俊足堅守に加えて31本塁打を放ち、その身体能力の非凡さを見せつけた。
実質2年目となる2022年も好調は相変わらずで、センターとライトを守りながら27本塁打を記録。本塁打は減らしたものの長打率は前年とあまり変わっておらず、OPSは.756と改善。さらに盗塁数は25個と前年から10個近く増やし、20-20をクリア。課題の盗塁成功率においても8割以上、守備でもプラスを生み出しており、バケモノじみた成績を残している。
2023年はさらに成績が向上していて、今後メジャーリーグを牽引する最強外野手として君臨する可能性も。
2022年成績 .250 27HR 101打点 25盗塁
査定について
身体能力が凄すぎる。パワー、俊足、肩の強さ、とにかく武器がありすぎる。打率という部分に問題はありますが、パワーがあるのですべてが許される。
強肩で守備のプラスを生み出していますが、単純な守備範囲という部分では平凡です。平凡ですが、肩が強すぎてそこでのプラスがデカすぎる。
チャンスB
得点圏OPS.925、ようやりすぎ。
対左E
対左OPS.739、ちょっとね。
送球E
肩強くてプラスを生み出せますが、一方で送球エラーも。粗削りな部分が目立ちますね。
アウトコースヒッター
意外と広角に打ち分けてますが広角打法というわけでもないしという感じで、アウトコースヒッターかなっていう。
ひとこと
シンプルな感じが素晴らしい。シンプル強いんですが、メジャーでの実績はまだまだ少ないですしそういった部分もシンプルさに出てていいなと思います。