ケーテル・マルテ(2023年 アリゾナ・ダイヤモンドバックス)【パワプロ2024 パワナンバー】
ケーテル・リカルド・マルテ・バルデス
Ketel Ricardo Marte Valdez
強打の二塁手
パワーと俊足を持ち合わせる内野手で、マリナーズに入団したはいいもののロビンソン・カノーの入団もありショートとして起用されていた。しかしショートではエラーの多さなど守備面に課題が目立ち、打撃面もOPS.610とメジャーレベルの投手には対応しきれず結果の付いて来ない選手であった。
2016年のオフにダイヤモンドバックスへとトレードされると、二塁のスタメンとして起用されるようになる。2019年にフライボールレボリューションを取り入れたことで長打力が覚醒し、打率.329に32本塁打とバケモノクラスの二塁手としてその名を轟かせたが、その後はスラッガーというよりは中距離打者といった成績にとどまり、2019年レベルの活躍は出来ずにいた。
しかし2023年、主に二番打者として150試合に出場すると久々に20本塁打をクリア。コービン・キャロルとの2、3番コンビは高い攻撃力を発揮し、チームのワールドシリーズ制覇にも貢献。
長らく低迷に苦しんでいた印象のマルテだったが2024年はさらに成績がアップ、なんなら全盛期レベルの傑出度を見せており、30本塁打も達成。攻撃的な二塁手として復活を遂げた。
2023年成績 .276 25HR 82打点 8盗塁
査定について
スイッチヒッターのユーティリティという使い勝手のいい選手で、ダイヤモンドバックスでは外野手としての起用も多かった。外野の適性を上げようかと思ったのですが、2023年はセカンドでOAA±0に対して外野は通算1200イニングで-7となっており、2023年は外野を3イニングしか守っていないということもあり、適性は控えめにしています。
決勝打
特にこれと言って書きたいことがあるわけでもないというのはそれはそうなのですが、この決勝打。コービン・キャロルにはサヨナラ男がついてますし、グリエル Jr.にも決勝打がついてます。ダイヤモンドバックスの勝負強さというところ、ワールドシリーズ制覇というところでこういうところは評価していきたい。
ひとこと
まさか30になってから復活するとは思わなかったタイプの選手ではあります。正直このままぬるっと中距離打者のユーティリティとして終わっていくような感じもあったので、この復活は素直に嬉しい。