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ホルヘ・マテオ(2022年 ボルチモア・オリオールズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
ホルヘ・ルイス・マテオ
Jorge Luis Mateo
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BAL(2021 - )
ドミニカ産スプリンター
バケモノじみた俊足が武器の内野手で、2012年にアマチュアフリーエージェントでヤンキースと契約するとすぐに頭角を現した。2013年にはルーキーリーグでわずか64試合で49盗塁と暴れまわった。
さらに2015年はAで71盗塁、A+で11盗塁で年間82盗塁、誰もマテオを止められない。打撃面に粗さがあり、アプローチ面などに欠点こそあれど、魅力的な内野手だった。
2017年シーズン途中にアスレチックスにトレードされると、マイナーリーグで12本塁打を放ちパワー面も成長。
2020年にパドレスへとトレードされると、メジャーリーグ初出場も果たした。しかしパドレスでは2年で79試合に出場したものの結果は残せずDFAとなり、オリオールズへと移籍。
2021年まではユーティリティとして内外野を守っていたが、2022年からはオリオールズのショートとして定着。打撃面は課題が多かったものの二桁本塁打を放ち、チームメイトのセドリック・マリンズとの盗塁王争いを制して35盗塁で盗塁王に輝いた。さらにショートとしての守備も俊足を生かした守備範囲の広さで貢献、UZR7.4、DRS+14と守備でもプラスを叩き出した。打撃面こそ粗さが目立つが、守備走塁で圧倒的なプラスを叩き出す魅力的な内野手。
2022年成績 .221 13HR 50打点 35盗塁
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査定について
メジャーリーグ最高の俊足を武器にする内野手らしく、まあこんな感じで。俊足が最大の武器ですが、ショートを守るにふさわしい強肩も光る。しかし2023年は送球速度が低下してしまった。
守備でプラスを生み出していることは間違いないのだが、実は年間17失策で割とエラーが目立っているのも事実。
打撃面は……お察しください。2022年はまあまだなんとかパンチ力を発揮できていましたが、2023年はすべての数字が悪化、うーんこの。
対左F
よく考えたら対左Eでよかったような気も。まあ左投手相手に.203しか打てなかったし、妥当っちゃ妥当な気がするんですが。
プルヒッター
引っ張り方向に10本塁打とホームランの大半は引っ張り。逆方向には0本。
ひとこと
ちょっと盛りすぎたような感じもして若干反省してますが、まあええやろ、フィールディングバイブルアワード取ったし。打撃面さえどうにかなれば間違いなく最高のショートなんですが、まあそこの改善に期待するのは厳しいか。
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