ホセ・ラミレス(2023年 クリーブランド・ガーディアンズ)【パワプロ2024 パワナンバー】
ホセ・エンリケ・ラミレス
José Enrique Ramírez
クリーブランドの英雄
昨シーズンの査定はこちらから
高いコンタクトスキルと良好なアプローチに裏打ちされた選球眼を持ち合わせ、スピードもあるという完全無欠のスラッガー。当初は俊足のユーティリティといった趣の選手であったが、フライボールレボリューションを取り入れて引っ張ったフライを量産する打撃スタイルへと変わったことで覚醒。打球速度こそ平均以下だが、打球に角度を付ける技術があるためホームランを毎年安定して30本近く打てる打者へと変貌を遂げ、MLB屈指の三塁手に登り詰めた。
クリーブランド・ガーディアンズ(旧:インディアンス)一筋のフランチャイズプレイヤーとして知られ、2013年のデビュー以来ずっと同じ球団でプレーしているMLBでは珍しい選手。
2023年は通算200号本塁打を放つなど相変わらずの活躍を見せていたが、ホワイトソックス戦でティム・アンダーソンと小競り合いになり殴り合いに発展。ティム・アンダーソンの右ストレートをくらいながらも右フックを叩きつけてダウンを取るという素晴らしいマッチを見せ、双方ともに処分を受けることとなった。そんなこんなでもめ事を起こしつつも156試合に出場するタフネスぶりは相変わらずで、24HR28盗塁を記録し3年連続での20-20クリアを果たした。特に2年連続で敬遠数がリーグトップの数字を記録しており勝負を避けられる場面も多かったほか、73四球73三振でBB/K 1.00とその打撃技術には磨きがかかっている。
2024年には31歳のシーズンにもかかわらず打撃成績が向上しており、前年以上に長打を量産しているうえに盗塁数も久々に30の大台に乗り、30-30をクリア。衰え知らずの打棒でチームを牽引していたが、ポストシーズンでは打撃が振るわずチームは敗退、辛酸を舐めた。
2023年成績 .282 24HR 80打点 28盗塁
査定について
ということでホセ・ラミレスです。前年の査定と比較するとSprint Speedの低下もあり脚力は落ち込んでいますが、それでも総合力は光る。
前回の査定では一応ショートの適性を残してありましたが、いい加減いいかなということでオミット。
チャンスG
得点圏打率.212、得点圏OPS.708とチャンスでの数字はかなり厳しい。
逆境○、決勝打、サヨナラ男
High LeverageでのOPS.983と大事な場面ではちゃんと打ってる人。
対左F
対左打率.243、対左OPS.766と左相手には打てていないが、右打席の方が長打は多い。
窮地○
三振が非常に少ないバッターということで粘り打ちも考慮に入りましたが、より強打者らしさを演出するため粘り打ちではなく窮地で。
ひとこと
いつまでたっても凄い人という印象。ガーディアンズがそもそも日本で知名度低いのもあってライトなファン層だと知名度はそこまでな感じがありますがぐうの音も出ない一流打者。