エディ・ロザリオ(2022年 アトランタ・ブレーブス)【パワプロ2022 パワナンバー】
エディ・マニュエル・ロザリオ
Eddie Manuel Rosario
かつての新人王候補も……
ツインズ時代、マイナーリーグでは.337 21HR 17盗塁という成績を残すなど才能はとびぬけたものがあった。2015年にはメジャーリーグ初昇格。いきなり初打席で初本塁打を記録する鮮烈デビューで外野手のスタメンをつかみ取った。122試合で.267 13HR 11盗塁で、30-30もやりかねない逸材が出てきたと震えた。特に三塁打は15本とホームランよりも多かった。
2017年は打率.290 27HRとさらにハイレベルな打撃を見せ、2019年にはツインズの重量打線の一員として活躍。自身初となる30本塁打超えの32HRで、1チームに30本塁打が5人と言うすさまじい打線を形成していた。
だが、いかんせん選球眼が悪く出塁能力が低いロザリオは思ったよりも評価が伸びない選手でもあった。安定してOPS.800を期待できる選手ではあったが、評価の高かったレフトの守備指標も悪化し、2020年オフには二桁本塁打を記録したにもかかわらずノンテンダーFAとなってしまった。
2021年にインディアンスと契約し移籍したが、打率の低迷に加え長打力が悪化してしまいOPSが大幅悪化。しかしアトランタ・ブレーブスがロナルド・アクーニャ Jr.の負傷で外野不足となったこともありトレードでブレーブスへと移籍。
ブレーブスではたった5球でサイクルヒットを達成するという何ともロザリオらしい珍記録を樹立したのは笑ってしまった。
ポストシーズンでも大暴れだったロザリオはオフにブレーブスと2年契約を締結。
2022年は途中離脱などもあったが、それ以上に打撃成績が低迷。アクーニャ Jr.の復帰もあり、出場機会を大幅に減らしてしまった。
2023年は打撃成績が改善、個人的に復活してほしい選手ランキングNo.1だったので嬉しい。
2022年成績 .212 5HR 24打点 3盗塁
査定について
うーんこの。言うてもレフトなんでね。レフトでこの守備指標だとこうなるよなあという感じになってしまいました。
打撃成績もこの数字じゃあなあと言う。パワーもあるんですが、そのパワーを存分に発揮することはできず。
対左G
対左OPS.487、さすがにこれは……。左投手からホームラン打てなかったしね。
悪球打ち
選球眼の悪さが本当に凄い。けどボール球を叩き込むという謎の技術がある。ある種の天才だとは思うんですけどね。
対ストレート〇
変化球が打てなくなってしまいましたね、痛すぎる。
インコース〇
サイクルヒット動画を見てもらってもわかると思いますがインコース二は強い。
ひとこと
あまりにもアレな査定になってしまったのは非常に残念ですが成績的にこうなってしまってるからしょうがない。でもポテンシャルは凄いしね。
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