【パワプロ2022】カイル・ヒガシオカ(2022年・ニューヨーク・ヤンキース)【パワナンバー】
カイル・ハリス・ヒガシオカ
Kyle Harris Higashioka
NYY(2017 - )
海の向こうの「サムライ」
日系四世メジャーリーガーということで日本でもある程度認知度が高い選手だろう。
プロ入りからヤンキース一筋。ヤンキースにはゲイリー・サンチェスとかいう強打のキャッチャーが生まれたことでヒガシオカにはチャンスがないかとおもわれた。しかしサンチェスが結局確変で終わってしまったこともありヒガシオカにチャンスが回ってくる。
デビューから22打数無安打という苦難を味わったものの初安打が初本塁打と、苦しみの末にド派手なアピールをした。そこから2本目3本目とホームランを放ち、デビューから3安打をすべて本塁打で記録したのは1920年以降で9人目という珍記録に。
2020年以降はゲリット・コール専門捕手としての出番を増やし、長打力でもアピール。1試合3本塁打を記録したりと大活躍し、サンチェスの確変終了後の正捕手アピールに成功、プレーオフではサンチェスに変わりマスクをかぶるなど、サンチェス時代に終止符を打つ選手ともなった。
2021年にはコーリー・クルーバーのノーヒットノーランの際のキャッチャーでもあった。さらにこのシーズンは自身初となる二桁本塁打を記録した。
2022年はホセ・トレビーノの加入もありどうなることかと思われたが、二番手捕手として活躍。打撃成績も前年より向上させ強い存在感を見せた。
日系四世として田中将大などから日本語を学んでおり、日本へのリスペクトが感じられる。侍ジャパンに呼んでくれ(無理)。
WBCではアメリカ代表として出場、もしアメリカ代表のキャッチャーがヒガシオカだったらちょっとアツいよなと思ったがそんなことはなかった。まあ仕方ない。
2022年成績 .227 10HR 31打点 0盗塁
査定について
フライボールヒッターであることは間違いないという感じです。あとは基本的に低打率ロマン砲なのでこういう感じの能力になりますね。
盗塁阻止率は高いですが単純な肩の強さという部分ではそこまででもなかったですね。ポップタイムは良かったので送球は上げておきました。
フレーミングに関しても優秀なので捕球能力は上げで。
ラインドライブ
弾道4なのにラインドライブ?というところですが実はライナー性の打球が多いというのもヒガシオカの特徴。
対左A
左右であまりにも打撃成績が違いすぎる。左相手の時はOPSが.750を超えていて普通に有能なバッターになります。
チャンスF
得点圏OPS.485はいかんでしょ。
悪球うち
ボール球に対して手を出してしまっているというところがあり、なかなか出塁を稼げない問題があります。
ホーム死守
ブロッキングの評価が高いです。
ひとこと
まあ確かに打力とかいろいろ気になる部分はありながらも、全体的に贔屓にいたら助かる選手ではありますね。たまに打つし。ヒガシオカにはぜひヤンキースの正捕手になっていただきたいところ。