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ガブリエル・モレノ(2023年 アリゾナ・ダイヤモンドバックス)【パワプロ2024 パワナンバー】

ガブリエル・ホセ・モレノ
Gabriel José Moreno

TOR(2022)
ARI(2023 - )

ダイヤモンドバックス躍進の立役者

 2022年、ブルージェイズでメジャーデビューを果たすと、25試合の出場ながらも打率.319とハイアベレージを記録し、打撃面でアピールを見せた1年となった。
 シーズンオフにダイヤモンドバックスへとトレードされると、ここで正捕手として起用されることとなる。前年同様に打撃面でアピールしたほか、守備面での成長が著しい。キャッチャーをやりつつユーティリティとしての起用もされていたブルージェイズ時代に対し、守備面で信頼を勝ち得たこともあって捕手メインに。爆裂な強肩とポップタイムの早さを生かし、盗塁がやりやすくなった近年のMLBで盗塁阻止率39%という高い数値を記録。フレーミングに課題があったが、ブロッキングも非常に優れており、DRS+20と規定未到達ながらMLBで最高数値。大躍進を見せたダイヤモンドバックスの投手陣を支え、ワールドシリーズ進出にも貢献した。
 2024年は課題のフレーミングが改善したこともあって守備指標がさらに向上、打撃面も相変わらずの数字で、今年もMLB指折りの捕手としてダイヤモンドバックスを支えている。

2023年成績 .284 7HR 50打点 6盗塁

パワナンバー : 12700 90141 97177
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査定について

 ホームランバッターというわけではないですがまずまずの打率を期待できる捕手。弾道2のラインドライブヒッターという感じではありますが、コンタクト能力も高くそこそこの打率を期待できる。
 さらに注目すべきは守備。強肩もさることながら捕ってから投げるまでのタイムの早さなど、捕手としてのスキルの高さを感じさせる。さすがです。

対左A

 対左打率.352、OPS.898とひたすらに左投手を打ちまくる左キラー。右相手に4本塁打ながら左相手に3本塁打とバチクソに左に強い。

バズーカ送球

 座って送球するシーンも見られますし、実際に盗塁阻止率が非常に高い。これはやはり評価すべきだと思いました。現在の盗塁しやすい環境であることを考えてもこの盗塁阻止率はさすがです。

守備職人、ホーム死守

 DRS+20、フィールディングバイブルアワードを獲得するなどさすがの一言。文句ないと思います。

広角打法、流し打ち

 逆方向に3本塁打を放っており、広角打法は妥当でしょう。加えて逆方向に32安打を記録していて、逆方向への打率も高い。広角に打ち分けられるバッターという感じです。

ひとこと

 守備型キャッチャーだけどバッティングもいい、と言った感じで非常に趣深いキャッチャーだと思います。適当に観戦してたら荻野貴司の盗塁を刺しててオッとなりましたね、狙い通りです。

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