フアン・ソト(2023年 サンディエゴ・パドレス)【パワプロ2024 パワナンバー】
フアン・ホセ・ソト・パチェコ
Juan José Soto Pacheco
冴えわたる選球眼
昨シーズンの査定はこちらから
現役MLB最強打者シリーズということで、今日の更新はMLB屈指の大砲たちをピックアップしていこうというアレです。
19歳にして早くもメジャーデビューをつかみ取ると、そのままスターダムを駆け上がった若き天才。2020年には打率.351で首位打者を獲得しているほか、選球眼がひたすらに優れていて出塁率が4割を切ったことがないという出塁の鬼。
2022年にはナショナルズとの契約延長で揉めたこともありパドレスへとトレードされたが、多くの数字でキャリア最低となる苦しんだシーズンとなった。打率.242と厳しい数字でも135四球をもぎ取り出塁率.401を記録するなど、やはり選球眼は圧倒的。
パドレス2年目となった2023年、開幕から低調な打撃でソトも壁にぶつかったかに思われた。しかし5月に復活を見せると、全盛期の打撃を取り戻す活躍で完全復活。気づけば35本塁打でキャリアハイの数字を記録したほか、109打点、OPS.929の無双。132四球に129三振と四球の多さやアプローチ面の優秀さは相変わらずだった。
2024年、トレードでヤンキースへと移籍すると、ジャッジとともに強力打線を構成。打率3割に115試合目で30本塁打を記録するキャリアハイ更新ペースの長打力を発揮。2020年は短縮シーズンだったことを考慮し除外して考えると今年の打撃成績は現状ソトのキャリアの中でも最高の数字。守備面にはかなり怪しさを見せているが、それを補って余りある打撃でのプラスを積み上げている。
2023年成績 .275 35HR 109打点 12盗塁
査定について
非常にソトらしいソトと言った感じになったのではないでしょうか。打撃面はかなりようやっとる一方で守備面はアレな感じになったので、前作よりもかなりそれっぽくなった気がします。
威圧感
投手を威圧するソト・シャッフルは威圧感抜群。異様に多い四球を考えても、そして若くして打ち続けるその雰囲気を考えても、威圧感を付けるべきでしょう。
対左G
対右OPS.980に対し対左OPS.813。OPS.800を超えていることを考えれば平均以上ですが、右投手と比べるとアレな感じに。
調子安定
開幕の不調などありつつも、やはりこの安定感がソトらしさと言えるのではないでしょうか。卓越した選球眼と長打力で毎年平均以上の打撃を発揮することを考えても調子安定と言っていいでしょう。
チャンスB
得点圏OPS1.016とチャンスで無類の強さを見せている。
送球C
守備はアレだし肩もアレと銭体的にアレな感じではありますが、送球速度のわりにarmは平均程度の数値。ヤンキース移籍後はarmがプラスに転じているほか、2023年も補殺10と意外とランナーを刺してる。
ひとこと
ソトとジャッジが並ぶ打線マジで最高~~~~となるのでソトには永遠にヤンキースにいてほしいという気持ちもあるのですが。全体的な☆の評価で見るとそこまで高くないですがやっぱり守備面のアレが大きいというのもあるような。昨シーズンはオルソンの成績が非常に注目されますが、オルソンのwRC+が160でソトのwRC+が155ということを考えると実は打撃面での貢献度はオルソンと同レベルというね。
MLB最強打者シリーズということでシリーズものです。ぜひ他の記事の方も見てね。