エルビン・ロドリゲス(東京ヤクルトスワローズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
エルビン・ミゲル・ロドリゲス
Elvin Miguel Rodríguez
ノビる剛腕
2014年にアマチュアFAでエンゼルス入りし、先発投手として実績を重ねた。2017年にはルーキー級とA級で14試合に先発し5勝3敗防御率2.91の数字を記録。
2017年にトレードでデトロイト・タイガースへ移籍することとなる。2019年にはA+で先発として133イニングを投げ、防御率3.77ながら11勝9敗の活躍を見せた。2022年、開幕ロースター入りを果たしたが、7試合に登板して5試合に先発したものの防御率10.62と散々な成績で放出。
2023年にタンパベイ・レイズと契約すると、メジャーリーグ昇格の権利を掴んだ。1試合に登板し3.1イニングを完全に抑え、5奪三振と活躍を見せたが、翌日突然のDFA。NPBが大型契約を提示したため、NPB移籍を前提としたDFAと発表された。
ヤクルトスワローズが現在獲得に動いている模様。頑張ってほしい。
ドミニカ出身の25歳でとにかく若い。AAAでは先発をしているが、10試合に先発して45イニングとイニング数は稼げない。レイズの方針としても先発投手をあまり引っ張らないようにしているだろうが、それにしてもイニングを食うことは期待できないと思われる。
ストレートの回転数は2500回転近く、回転軸もきれいでホップアップ量も平均以上と、とにかく伸びるストレートが武器。ストレートの球速自体は最速154km/hと日本人の投手と比較して特別速いというわけではないが、このストレートの回転と伸びこそがロドリゲス最大の武器と言えるだろう。
変化球で最大の武器と言えるのはスライダー。横に大きく曲がるスライダーで右打者に対しては脅威となり得る。
左打者相手にはチェンジアップを使っていて、チェンジアップは8割以上を左打者に投げているので基本的左打者用とみていいだろう。カーブも投げているがあまり有効な球種として機能しているとは言い難い。
球団ヤクルトにするの忘れちゃった、もうしわけない。成績が2022年のMLBでの数字なのは仕様です。
査定について
カーブを付けるかどうか悩んだんですが、ピッチングスタイル的には先発よりも中継ぎの方が期待できそうなので球種を減らして中継ぎっぽくしておきました。
球速自体はそんなに速くないしまあ見栄えだけ見たらこんなもんかあという感じになってしまうのはありますね。コントロールは破綻しない程度のものはありますが、だからとして決して良いというわけでもありません。
スタミナもあまり長いイニングを投げられないというところもあり、盛ってDです。
ノビC、シュート回転
ストレートの回転数が良いし、ホップ成分の強いストレートで素晴らしい。とはいえ2022年はそのストレートを結構打たれてるのも事実。ストレートのシュート成分もあるしシュート回転で再現。
奪三振
マイナーどころかメジャーリーグでも三振を奪えていて、三振を奪うという点においてはさすがの強みがある。
四球
破綻しない程度のコントロールはあるけど……。
球持ち
エクステンションは平均以上と球持ちの良さが武器。球思ったより速くないしこの辺で特徴を出しておきました。
フライボールピッチャー、一発
このタイプのピッチャーがゴロで打ち取れるわけがないですよねそもそも。被本塁打もマイナーリーグ45イニングで8本、さすがに打たれすぎ。
球速安定
平均球速151km/h、最高球速自体はそんなに速くないけど安定感がある。
ひとこと
ヤクルトの取ってくる助っ人らしいというか、とにかくリリースの感じに癖があってエクステンション、球持ちの良さみたいなのは確かに感じられる。めちゃくちゃ面白いピッチャーだと思います。ただ若くてまだまだひょろっとしてるので、その辺の体作りとか考えると即戦力ではないと思ってます。長い目で見てほしい。