ライアン・ノダ(2023年 オークランド・アスレチックス)【パワプロ2022 パワナンバー】
ライアン・アンソニー・ノダ
Ryan Anthony Noda
遅咲きの大砲候補
2017年にMLBドラフト15巡目でブルージェイズから指名されたが、マイナーリーグで長打を量産したもののなかなか出場機会は巡ってこなかった。2021年にトレードでドジャースへ移籍すると、マイナーで29本塁打を放つ。さらに翌年にはAAAで25本塁打を放つなど着実にステップアップしていたが、なかなか出番はない。
しかし2023年、ルール5ドラフトでアスレチックスへと移籍しやっとメジャーでの出場機会を得た。マイナーリーグ屈指の長打力を誇るノダだったが、メジャーでもその才能を発揮しアスレチックス打線を救った。シーズン途中不振に陥ったりもしたものの、それでも長打力不足のアスレチックス打線においてノダの存在は貴重だったと言えよう。左投手に対しての弱さや、アスレチックス打線全体が抱える得点圏での弱さなど課題も多いが、ノダによってアスレチックスの一塁手は埋まったと言える。
2023年成績 .229 16HR 54打点 3盗塁
査定について
大砲という感じですが、実は結構動ける選手でもあり、そして一塁の守備にも定評があります。去年までセス・ブラウンが一塁を守っていましたが、今年はノダが一塁を務めました。
パワーという部分はさすがのものがありますが、魔境オークランドコロシアムということもあり、加えて左投手を苦手にしていたこともあって16HRと少し物足りない数字。今後の成長に期待。
プルヒッター
引っ張り方向に12本塁打とかなりプルヒッターです。逆方向には1本塁打。
アウトコースヒッター
プルヒッターながらも得意コースはアウトコース。インコース、特に低めはかなり苦手にしていて、そういう意味でも結構面白い選手です。
対左F
対右打率.236 対右OPS.774に対して、対左打率.200 対左OPS.753。左相手でも長打が出てるのはポジ要素なので対左Eでもよかった気もしたけどまあええか。
チャンスF
アスレチックスが一時期全然点取れませんでしたがまあ中軸がみんなチャンスで全然結果が残せなかったというところで、ノダも得点圏打率.187 得点圏OPS .675とかなり数字は悪かった。
扇風機
495打席と規定打席には届いていませんが170三振とかなりのペースで三振を積み上げていて、これはさすがにいただけませんね。
ひとこと
アスレチックス再現企画全然進んでなくて本当に申し訳ないという感じですが、今日はライアン・ノダです。もう一伸びあればという期待感も抱かせますし、あとは今年セス・ブラウンが良くなかったので、その辺も考えるとなんだかなあと思ってしまいますね。