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エドウィン・ディアス(2022年 ニューヨーク・メッツ)【パワプロ2024 パワナンバー】

エドウィン・オーランド・ディアス・ラボイ
Edwin Orlando Díaz Laboy

SEA(2016 - 2018)
NYM(2019 - )

無念の離脱も……

 登場曲のトランペットがカッコ良すぎることに定評があるMLBでも最強クラスのクローザー。ストレートとスライダーしか投げないという男気溢れるピッチングスタイルだが、ストレートの最速は165km/hを誇り、スライダーの平均球速は140km/hとそこら辺の投手のストレートよりも速い。
 2018年にはマリナーズで防御率1.96、57Sの活躍で最多セーブを獲得しメッツへとトレードで移籍。メッツ移籍後はセス・ルーゴとともに勝ちパリリーフを構成、難攻不落の最後の砦として相手チームに立ちはだか……れたらよかったのだが、2019年は66試合で防御率5.59と大乱調。
 キャリアを通じて隔年投手といった評価のある選手で、2020年の短縮シーズンはランナーを出しながらもなんとか抑えていたのだが2021年になると再び怪しげな投球内容となり、32セーブを挙げたものの防御率3.45とやはり不安を感じさせる内容であったのは否めない。
 しかし2022年、やっと待望のクローザーが復活を遂げ、61試合に登板して防御率1.31と相手チームに絶望を与えるピッチャーになった。それまでのキャリアハイと比較しても2022年の投球内容は卓越しており、圧倒的な奪三振数に加え与四球を減らしたこと、さらに被本塁打も少なく、非の打ちどころの無い投球を見せた。
 更なる活躍が期待された2023年だったが開幕前にWBCプエルトリコ代表に弟のアレクシス・ディアスとともに参加を表明。準々決勝がかかったドミニカ戦ではクローザーとして9回に登板するとケーテル・マルテ、ジーン・セグラ、フランシスコ・メヒアの3人を3者連続三振に抑えてマウンドを支配した。チームは喜びを爆発させ駆け寄ったが、その途中で負傷し膝蓋腱の全断裂と診断され開幕前にシーズン終了となってしまう。
 2024年、リハビリから復帰し本格的に帰ってきた。隔年の選手がもし1年を棒に振ったらどうなるのかという意味でも注目のシーズンだったが1年のブランクを感じさせないピッチングで相手チームに立ちふさがった。与四球が増加したことなどもあり防御率3点台と怪しげではあったが、投球の質で見ればその能力に疑いはない。

2022年成績 61試 3勝1敗4H32S 防御率1.31

パワナンバー : 12800 70461 86457

査定について

 エドウィン・ディアスのスライダーをどう評するか、それが問題だ。縦に曲がってるときもあるし斜めに曲がってるときもある、どうすべきか。悩んだ末に縦スラとスラーブの変化量を縦方向に変えて球速をちょっと上げたやつの2タイプを装備させるという結論に至ったのであります。
 コントロールに関しては破綻しない程度の制球力はあるものの決して良いというわけでもない。キャリアを通じて制球力は平均を下回るものの、球質でゴリ押す。

ノビB、抜け球

 球速は非常に速くストレートで空振りを奪うということが出来る一方でストレート自体は被打率が.266、wOBA.334と若干打たれ気味。

ドクターK

 K/9 17.13、K% 50.2%。バケモンですわ。

重い球、威圧感

 やりすぎだろと言われたらそれはそう。ただ、あまりにも投球内容が支配的であり、こうするに至りました。

ひとこと

 MLB最強リリーバーということでまあ頑張って作りましたけどもね。球種に関してはスライダー1球種だけに絞るかどうかというところでいろいろ悩んだ部分はありましたが、縦スラを付けて一応強さにバフをかけておきました。

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