ルーグネッド・オドーア(2022年・ボルチモア・オリオールズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
ルーグネッド・ロベルト・オドーア
Rougned Roberto Odor
TEX(2014 - 2020)
NYY(2021)
BAL(2022)
SD(2023)
球界のお騒がせ者
レンジャーズ時代には強打のセカンドとして定着、守備面に不安こそあれどパワフルな打撃は期待感を持たせるものがあった。
しかしそれ以上に話題になったのは素行面。危険なスライディングで相手チームから顰蹙を買ったり、今度は危険なスライディングをしてきた相手を殴り飛ばしたりとプレー以外の部分もパワフル。
素行面で問題を起こした以外にはOPSが低すぎるという問題があり、2017年は30HRを記録しながらもOPSが.700以下というMLB唯一の珍記録を樹立した。
そんな問題を起こし、チーム内でのプライオリティも下がっていった中で2021年になんとヤンキースへとトレードされることとなった。紳士球団ということで有名なヤンキース、しかも名物の髭を剃らねばならないということもあってオドーアを見てもオドーアだと気づけないほど別人になってしまった。
ヤンキース時代のオドーアに関してはここ数年の低迷を払拭するほどのものではなく、むしろ打撃成績については長打力の衰えを感じさせてしまうシーズンであった。
2022年はオリオールズに所属。低迷していたオリオールズだったが2022年はチームが大躍進、若手野手の活躍もあって久しぶりに勝率5割を達成。しかしオドーアの打撃成績はやはり低迷しており、長打力の復活が待たれる。
2022年成績 .207 13HR 53打点 6盗塁
査定について
ロマン砲ですがロマン砲すぎていろいろガバガバという感じですね。セカンドを守らせるには不安しかないわけですが。
チャンスB
得点圏ならどうにかなる。何とかまだ打てています。
満塁男
満塁時OPS.804。満塁本塁打は出てないけどヒットはかなり打ってる。
チャンスメーカー
リードオフの場面でOPS.711、ようやっとる。
対ストレート〇
まーーーーストレートに強いというより変化球に弱すぎるんですよね、これが大きい。変化球打てないから三振も増えてるなって感じです。
回復B
目立つ長期離脱とか少ないし、全試合出場とかやってるのでとにかく頑丈。危険なスライディングを食らっても相手を殴り飛ばす余裕がある。
怪我しにくさC
膝を怪我したり短い離脱はちょくちょくあるので怪我しにくさはちょっと下げました。
三振
472打席で三振109個、ずっと三振多いし仕方ないね。
併殺
まあ言うほどか?という感じでもありますが、三振が多くてこの打率、しかもフライが多いというプレースタイルで併殺9個はちょっといただけないと思いました。打席数は少ないしね。
エラー
1000イニング以上守ってエラーが16個、前からエラーの多い選手だししょうがないね。
ひとこと
やっぱり2016年のオドーアは良すぎたって言うのはありますね。打率.271 33HRのセカンドはいくら守備がダメでもようやりすぎとる。
でも粗さがいつまでも治らなかったからそこがね。技術的な部分と精神的な部分の問題がなかなか解決しなかったのがもったいない選手です。
今年からは外野にも挑戦しているので守備難も多少は解決するかもですが、もう最近は打力が落ちてきてるからそこがね……。