テオスカー・ヘルナンデス(2022年 トロント・ブルージェイズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
テオスカー・ホゼ・ヘルナンデス
Teoscar José Hernández
覚醒した大砲
アストロズに入団後はマイナーリーグで活躍し、長打を量産。スピード感のある守備、肩の強さに加えてパワーもあり、将来のスター候補として注目されていた。第一回プレミア12にもドミニカ代表として出場すると、2016年にはメジャーリーグ昇格のチャンスをつかんだ。メジャー初本塁打を放ったのはブルージェイズのリリアーノだったが、2017年にはそのリリアーノとトレードされてブルージェイズへと移籍。
当初はセンターとして起用されていたが外野の両翼中心になり、青木宣親とともにブルージェイズの外野を支えていたことで見たことがある人もいるだろう。しかし2018年、2019年と多くの機会を与えられたが、2年連続で打率は.230台と打撃で苦しみ、伸び悩んでいた。
しかし2020年についに覚醒、打率.289、50試合で16本塁打はヤバすぎる。初めてのシルバースラッガー賞を受賞すると、2021年からは中軸打者として定着。前半戦から打撃好調で、打率.296 32HRで自身初の30本塁打を達成。
2022年はシーズン序盤に負傷、さらに打率が1割台と大低迷で、確変選手で終わるかと思われたが6月に突如覚醒。月間打率.327で復活を見せると、7月も好調を維持し2か月で12本塁打を放った。最終的に打率.267 25HRという活躍で前年ほどではなかったがその打力は依然として優秀だった。
2023年はWBCドミニカ代表に選出されたが、ヒットを放つことはできなかった。シーズン前にトレードでマリナーズへと移籍したが、マリナーズ移籍後もパワーのある打撃と肩の強い守備でチームに貢献。ようやっとる。
2022年成績 .267 25HR 77打点 6盗塁
査定について
打撃面では非常にムラのあったシーズンとなり、最終的にシーズン単位で均すとこういう感じになってしまうというところはありますね。
脚力も優秀で方も強いですが、守備指標はなかなか安定しない。センターとして起用されていた時代もありましたが、現在はライト。ライトとしては強肩が最大の武器で、守備範囲と言った部分ではプラスを生み出せていません。
対左A
対右OPS.769に対して対左OPS.978、圧倒的の一言。
対ストレート〇、ハイボールヒッター
高めストレートと低めの変化球が最近のメジャーリーグのトレンドですが、高めのストレートをしばきまわせるのがヘルナンデスの強み。
広角打法
センター方向を中心に広角に打つバッティングスタイル。
調子極端
そらそうよ。
ひとこと
ステータスだけ見るとそこまで凄さを感じない感じになってるのがアレですが、実際打ち出したときのヘルナンデスは鬼神の如き活躍をしてくれるので怖いですね。WBCも試合数が少ないから無安打に終わっちゃったけどね、ヘルナンデスが活躍してたら終わってたかもしれない。