ノーラン・ジョーンズ(2023年 コロラド・ロッキーズ)【パワプロ2024 パワナンバー】
ノーラン・アレン・ジョーンズ
Nolan Allen Jones
コロラドのレーザービーム
2016年にドラフト2巡目でクリーブランド・インディアンスから指名されるとマイナーリーグで順調に無双を続けた。強打に加えて俊足と強肩を併せ持つその才能はまさに5ツールプレイヤーとも言うべきもので、かなり期待されていた逸材。
2022年のオフにコロラド・ロッキーズへとトレードされることとなり、2023年は本格的にメジャーリーグに定着した一年となった。クアーズフィールドという環境を考慮しなければならないとはいえ、それでも3割近い打率で20-20も達成し、スーパールーキーとして覚醒。しかし同年のルーキーにはコービン・キャロルがいたため、新人王投票では4位という結果に。とはいえブレントン・ドイルとともに堅守の左中間を組み、爆裂な強肩の外野手が二人もそろっているのはロッキーズのロマン要素と言えるだろう。
飛躍が期待された2024年だったが、打撃面でかなり苦戦しており長打も減っているという非常に厳しい状況。さらに守備面でもやらかし癖が目立ち、精彩を欠いている。
2023年成績 .297 20HR 62打点 20盗塁
査定について
強打に俊足、強肩を持ち合わせる果てしない才能を感じさせる選手……のはずなのだがいろいろと懸念点も感じさせる選手ではあり、そういった不安要素が表に出てしまった部分もある。
俊足ながらも守備範囲に関してはむしろ狭く、打球に対する反応は良いとは言えない。だが、そういった部分のマイナスを肩の強さですべてを補っていると言え、レーザービームだけですべてを解決している。
高速レーザー
送球速度の速さだけでなくその強さが守備に生きているという意味でも。
扇風機
424打席で126三振と打率のわりに三振が目立つ選手であり、2024年の不振という点も含めて。
チャンスA、決勝打、サヨナラ男
得点圏打率.434、得点圏OPS1.363と果てしない勝負強さを見せており、さらにHigh Leverageでも打率.346、OPS1.276と勝負強さの鬼。
ひとこと
2024年はしょうもないエラーが目立っていてそこが本当にアレ。さすがに外野でイージーなミスが目立っているのは厳しい。とはいえツールに関してはガチなので復活を待ちたいところ。