昔好きだった曲を聴くと思い出すあの風景が好き
わたしは音楽を聴くことが好きで、常になにかしらの音楽を流しながら生活をしています。
わたし、とっても凝り性で一度好きになるとその曲を1日永遠に流していても大丈夫な人間です。
そんなことしていると、数年後なんかのタイミングでその曲を聴いたとき当時の風景だったり、状況、自分の心に抱えていたものが抽象的に思い出されるんですよね。
その時の自分に戻ったかのような、言葉では上手く表せないけど、あの感覚がとっても好きなんですよね。
今までにそんな感覚になる曲がわたしの中で何曲もあって、それを言語化して綴っていこうと思います。
グッバイ・アイザック/秦基博
この曲はわたしが高校時代に聴いていた曲で、もともとCMで秦基博さんの曲を聴いたとき、「なにこれ!!」と衝撃が走ったんですよね。
癒やされる声質、大音量でわたしの頭に流しておきたい透き通った歌声に虜になりました。
それから、秦さんのCDをレンタルしていろいろな曲を聴きまくりました。
この曲に出会ったのは2014年に発売された「evergreen」というアルバムで聴いたときでした。このアルバムの音源は弾き語りだったり、ライブ音源だったりして、秦さんの声の魅力が最大限に発揮されているものです。
高校時代、勉強をがんばっていたわたしの応援歌になっていました。
大学受験の勉強をしていたとき、自分の学力レベルに比べると、相当がんばらないと合格できない、大学を志望校にしていました。
当時の担任の先生も難しいと思って、ひやひやしていたと思います。
そんなとき、この曲のある歌詞がわたしの背中を押してくれたんですよね。
決定的なキミだけのステップを 刻んでよ 踏み出してよ
その数十センチが未来を変えてきたんだろう
今聴くと、寒い夜ふとんにくるまりながら、勉学に励んで苦しかったわたしが思い出されます。
合格することが全てで、合格するためにいろんなものを我慢して、勉強だけをがんばっていたあのとき。
あのときに戻りたいとも思います。昨年この曲を思い出していたら、わたしの人生も少し違ったものになっていたのかななんて、考えてもムダなことを考えてしまいます。
あんなに人生かけてがんばれていたわたしがいたのに、今のわたしってなんだろうって恥ずかしくなります。
そんなこと考えてもムダなので、これからの将来に活かしていかないといけないですね。あのときみたいに全力でがんばれるものを見つけたいものです。
orion/米津玄師
この曲を聴くと思い出すのは、大学生時代、車でバイト先に向かうあの車内から見る暗い夜道の風景です。
いろいろなことに悩みながら、バイトをがんばっていた当時の自分を思い出しました。
当時バイト先に思いを寄せている人がおりまして、この曲を聴くと同時に甘酸っぱい気持ちにもなったりするんですよね。
結局その恋は実りませんでしたが、きゅんきゅんするわたしの甘酸っぱい思い出も大切な思い出のひとつです。
この曲のエピソードは薄すぎますが、曲を聴いたとき陥るあの感覚はとてもおもしろいものです。
なんとなくそわそわするあのときのわたしを思い出し、あの頃に戻りたいな~、恋するのもいいな~なんて思ったりして。
過去には戻れないからこそ、今この瞬間を大切に生きないといけないんですけどね。
Together(Japanese ver.)/SEVENTEEN
この曲はSEVENTEENという韓国のグループの曲で、「Together」という曲の日本語バージョンです。
わたしが会社を辞めて、数日後SEVENTEENのファンである母からこの曲を勧めてくれました。精神も参って、何もやる気が出なく、このままどうすればいいのか分からなかったあのとき。
母に勧められたこの曲のこのフレーズに救われたんです。
思い通りにいかない 日々があっても 確かに道はある今は霧のようだけど
世界が逆に回ってても見失うことはない まっすぐ前を向いて一緒に行こう
この曲を聴くとあの当時を思い出して、苦い気持ちになりますが、この曲に助けてもらったのも事実。
立ち直って、今こうして普通の生活を送られてるのは、母とSEVENTEENのお陰といっても過言ではありません。
こんな娘、怒られてもおかしくないのに、母は味方になってこの曲をわたしにプレゼントしてくれたんですよね。
母の優しさを思い出させてくれる、大切な一曲です。
わたしもだれかのこういう母みたいな存在になりたいなと思うものです。
音楽の魅力って、こうやってだれかを救ったり、心を軽くしたり、がんばろうって思わさせてくれたり、時を超えて大切なことを思い出させてくれるんですよね。
今のわたしは「BE:FIRST」というグループを推していまして、このnoteで楽曲への思いをかたっているわけですが、
プレデビュー曲の「Shining One」は毎日欠かさずに聴いています。
数年後、ふとしたタイミングでこの曲を聴いたとき、どんな風景が広がるのか楽しみです。
あのときはがんばっていたな~って思えるように、「Shining One」を聴きながら、一瞬一瞬を大切にして生きていこうと思います。
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