発達言語化セミナー でいただいたご質問と私なりの考え Part1
こんにちは。
べびぃLabo☆Ceres 杉上です。
今日も訪ねてくださり ありがとうございます。
10月からの「自分の言葉で説明するべびぃの発達段階」セミナー
いただいたご質問と杉上なりの考えをお伝えいたします。
まずは Part1 寝返り位まで
Q:足のあそびはどんな場面でできる?
Q:股関節のマッサージは、なかなか腹這いなど移動を始めたお子さんには難しいのかなと思うのですが、月齢の小さいお子さん向けのマッサージですか?
A:移動を始めたお子さんでも提供するチャンスはあります。おむつ交換の時、お昼寝前の寝転んでいる時、など。また他動で行うだけでなく べびぃちゃん自らがこの動きをしてしまう遊びを考えていけますよね。
Q:不快なことに慣れさせた方がいい?
不快なことはしない、快に目を向けるとのお話でしたが、不快に感じることには未発達の物が残っているので、快に持っていけるよう嫌がる原因を探しながら不快な部分に慣れさせていくことも必要なのかなと思っていたのですが、先生の見解をお聞かせいただけると嬉しいです。
A:不快なことって脳は欲しておらず、防御反応発動します。心地よいこと、自分ができること、愉しいことをしているうちに、いつのまにか不快なことにもチャレンジできるようになっています。ていうか、いつの間にやってたりすることがほとんどです。ここでサポーターの私たちの力量が問われます。その子のできること、好きな遊びの中に、不快の要素が紛れ込んでいるか?をよっくアセスメントしてください。不快な要素が入るように提供するのではなく、あるかどうかをアセスするだけです。ここ間違えないでくださいね。
Q:だっこの仕方のアセスメントは?
当園では、今でも赤ちゃんを丸くなるように抱っこをしていますが、背中は曲がらないように骨盤後傾に気を付けた抱き方というところで、今一度抱き方など、お聞きしたいと感じました。
A:抱いている時のお子さんの姿勢を自分の體で感じてアセス出来るようになったら すごいです。鏡で見たりお子さんに大丈夫かどうかを聞きながら、アセスメント力磨いてください。
Q:口腔閉鎖できない新生児の原因?
出生時から既にお口の機能が良くない(完全な口唇閉鎖不全で舌突出)の場合は生後の発達の遡りではないのでどこをどう見ていく必要があるのか知りたいです。
A:原因、要因がどこからか を探るより、今より過ごしやすい姿勢や動作、お世話の工夫を探求することが大事だと私は確信して 子どもたちと接しています。それには、今の身体状況をよっく観察することが必須です。
助産師であれば、妊娠中に暮らしやすい環境か?をママと一緒に考えることができます。
詳しくは (NPO)母子フィジカルサポート研究会 妊娠胎児編セミナーを
是非ご受講ください。
Q:できないことができるようになるには?
初めに注視と追視が育ちの過程としてくると思いますが、おもちゃなどを見せたりして、眼球運動を積極的に促した方がいいのでしょうか?おもちゃを与えなくても、自分自身に興味がある時期なので積極的に何かを見せようとしなくてもいいのかが気になりました。一日中抱っこ紐に入っていることが多い子などは目を動かせる環境なのかな?と心配になることがあります。
A:気になることがあると そこに注力したくなるのが初級だとすると、中級以上の方は その動きを含んだ遊びでそのお子さんが好むもの、夢中で取り組むものを試行錯誤してください。
その動きの中の要素が説明できるようになったら、発達言語化セミナーの目的達成、って感じでしょうか。
Q:応用を学びたい💛
今回は発達の過程をまず見て知ることが大切であると学び、それを活かしてのケアの実際は月齢により興味や関心、いまできていることによってケアの仕方のコツもあると思うので、質問ではないが応用を更に学びたいと思いました。
A ご要望たくさんいただいてます。ありがとうございます。アドバンスセミナー 来年企画しますね。